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選抜高校野球2回戦、山学高敗れ3連続8強ならず
~四死球の多さで序盤で大量失点、追撃も間に合わず~
~多くの課題とプラス面 夏の甲子園向けて始動~
甲子園で熱戦が繰り広げられている山梨学院高校野球部(山学高)は「第26回全国高校選抜野球大会」1回戦で、強豪天理高を5-1で破り2回戦に進出。24日2試合目に、西日本短大付属高校(福岡)と対戦した。全校応援を掲げる山学高は23日バス12台に分乗し、野球部応援団、生徒会、吹奏楽部、チアリーダー部、一般生徒、教職員約300人に保護者会、PTA、一般200人が球場で合流、総勢約500人が三塁側アルプススタンドに勢ぞろい、熱い声援を送った。試合は、後攻の山梨学院は1回戦に先発した津島悠翔が制球を乱し序盤に1点失うも、2回戦も連続で先発マウンドに送られた。津島はこの日も制球が悪く、初回に2四球、右前敵時ランニング本塁打で3点を失い追う展開に。その裏。山学高も1番萬場翔太の内野安打を足掛かりに3番菰田陽生の適時打1点を返し、続く横田悠、4番の梅村団の連打で2点目を返すも、直後に西日本は無死2四球の津島から継投した藤田を攻め3点を奪い2-6とリードした。4回には、スラッガー4番打者に左翼ポール際に特大の本里打を浴び2-8とされた。5回表、4番手として投入された菰田陽生は7回まで10人の打者に最速152kmの投球で西日本を抑え込んだ。打線は7回、一死三塁二塁の好機に菰田が特大の中犠飛で1点、続く4番の横山が適時打1点を返し、さらに8回には8番遊強襲安打、捕逸が絡み1点を追加。5-8と山学高打線では夢ではない9回最後の逆転劇に懸けた。しかし西日本の攻撃力は衰えず、先に3点を加えられ5-11ととどめを刺されてしまった。500人の応援団の大声援も夢と散った。
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第26回全国高校選抜ラグビー大会 山学高初出場
~伝統校京都工学院のフィジカルの差で敗れる~
~3年連続の花園に向けてチームの強化を図る~
「第26回全国高校選抜ラグビー大会」が開幕。3月23日、各地区予選から32校が埼玉県熊谷ラグビー場に集結、1回戦が行われた。山梨学院高は再創部3年目でラグビーの聖地・花園に初出場、今年度には2連連続出場。2回戦で敗れるものの、歳越しを果たした。3年生が引退後、山梨県高校ラグビー新人戦で優勝。関東大会新人戦でも1回戦勝利、2回戦では國學院大栃木高、順位決定戦の流通経済大付属柏高校との対戦でも、ともに善戦した。これらの実績を持って、実行員委員会は東の推薦枠として山学高を初出場で選出し、再創部4年目にして名誉を授かった。1回戦の対戦相手は、京都工学院高(旧伏見工業高)は伝説の強豪校と知られる。序盤、山学高が攻め込む場面でノックオンミスが多く10分、ペナルティキックを許し右への展開。右隅に初トライを決められた、その後も同じような展開が続き、トライ5、コンバージョンキック2,ペナルティキック1で34点を奪われた。一方、山学高は21分、キックからフォワードが押し込んで右へ展開。#11原澤汰門が右サイドを走りぬけ初トライ。キックも決まり7-22と迫った。しかし、その後は相手のフィジカルの強さに翻弄され、前半は7-34。後半も相手は、立ち上がりから球際の強さ、パスのスピート、正確さでトライを重ねた。山学高は8分、ペナルティキックからゴール前にボールを出し、ラインアウトから中央へ展開。ボールを処理した#11原澤がポスト下にトライ12-44。しかし、攻撃はここまで。ノーサイドの笛が鳴った時には14-65と大差で敗退した。
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第97回選抜高校野球大会 山学高1回戦
~8番鳴海の逆転打。藤田の好投で3連続初戦突破~
~約1,000人の大応援団が声援。選手を後押し~
3月20日、「第97回選抜高校野球大会」大会3日目2回戦に山梨学院高校が登場、天理高校と対戦した。試合開始前には、一塁側アルプススタンドに出場選手以外の野球部員や生徒会、吹奏楽部、チアリーダー部、はじめ、特進コース、進学コースの一般生徒、教職員など学校関係者、それに野球部保護者会、PTA、一般観客など総勢1,000人の応援団が集結した。青空が広がる甲子園球場で午前11時35分、山学高の先攻で開始された。試合が動いたのは3回裏、天理の攻撃。山学高先発の津島悠翔は前回大会3試合で先発。この大会でも初戦の重圧を背負ってマウンドに立った。3回裏、安打と四球で一死二塁一塁になったところで2番手藤田蒼海に継投。藤田は二死を取るも次打者に死球で満塁。次打者にも死球押し出しで1点を献上した。4回表、山学高は一死から梅村団主将が左前打で出塁すると、続く6番平野の遊ゴロを相手のフィルダーチョイスで一死二塁一塁とした。二死後、8番鳴海柚莱が適時二塁打で逆転に成功。2-1とした。5回裏、天理は得点のチャンスを掴んだが、萬場翔太遊撃手の超美技や内野の堅守で無得点に抑えられ、直後の6回表、天理は二死二塁から2番手に継投するが4連続四球で押し出しで2点を追加4-1とした。継投した藤田は1点を失ってから安定し、打線は9回表にも、打線がつながり1点を重ね5-1。9回裏、途中から継投した坂東慶寿は、一死満塁のピンチを迎えるも、後続を抑えた。24日の2回戦、西日本短大付(福岡)と対戦する。