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「第二十七回酒折連歌賞」問いの片歌記者発表
~問いの片歌5句を発表。答えの片歌を広く募集~
~応募は4月1日より9月30日まで。多くの作品に期待~
酒折連歌賞実行委員会は3月31日、山梨学院広報スタジオで「第二十七回酒折連歌賞」問いの片歌の記者発表を行った。本県発祥の文芸と、全国で認知されている人気の『賞』として報道各社が取材に訪れた。1999年から募集を開始した「酒折連歌賞」は今回で27回を数え、今では幼児から90歳代までの幅広い年代に作品応募があり、前回の応募数は33,645句の応募数と根強いファンを得ている。酒折連歌は「古事記」によると倭建命(日本武尊)が大和への帰途に酒折宮に立ち寄った際、詠んだ片歌に御火焼(かがり火役)の老人が片歌で返した逸話が連歌の起源とされたことから、酒折宮が連歌発祥の地といわれるようになった。「酒折連歌」と名づけているものは、5・7・7の問いの片歌に対して5・7・7の答えの片歌の問答形式になっている二句を指す。「問いの歌記者発表」では廣瀬孝嘉酒折連歌賞実行委員長から酒折連歌賞の概要や今回の問いの片歌、『戦後とは八十回の夏ありしこと』「両腕は翼人類が鳥だったころ」など5句が紹介され、それらの句に対する答えの片歌の応募要項などが説明された。創設から四半世紀経った応募累計は約851,000句に上る。「酒折連歌賞」答えの片歌の応募期間は4月1日より9月30日までとし、山梨学院大学酒折連歌賞事務局は前回以上の応募に期待を寄せる。
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山学大第2体育館 竣工式
~バスケットボール専用の新体育館~
~4月には竣工イベントも開催予定~
山梨学院大学の第2体育館の竣工式が3月31日に行われ、約30名の関係者らが参列した。
山梨学院大学では、2014年より大学バスケットボール部〔男子〕を強化指定し、2019年には元日本代表キャプテンを務めた経験のある古田悟氏を監督に招聘し、22年には関東大学リーグ1部へ初昇格するなど、着実に強化を進めてきた。一方で山梨学院高校でも、桜丘高を強豪校へ押し上げた江崎悟氏を監督に招聘し、2024年度よりバスケットボール部の強化をスタートさせた。この度竣工された第2体育館はバスケットボール専用の体育館となり、主に大学バスケットボール部〔男子〕、高校バスケットボール部の練習に使用され、練習用コート2面と試合・練習用コート1面で最新の空調設備を導入し、隣接のクラブハウスには、メディカルルームやトレーニングルーム、スタッフルームやミーティングルームを備える。4月には大学バスケットボール部〔男子〕、高校バスケットボール部がこの体育館で初の対外試合を行う竣工イベントも予定されている。
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選抜高校野球2回戦、山学高敗れ3連続8強ならず
~四死球の多さで序盤で大量失点、追撃も間に合わず~
~多くの課題とプラス面 夏の甲子園向けて始動~
甲子園で熱戦が繰り広げられている山梨学院高校野球部(山学高)は「第26回全国高校選抜野球大会」1回戦で、強豪天理高を5-1で破り2回戦に進出。24日2試合目に、西日本短大付属高校(福岡)と対戦した。全校応援を掲げる山学高は23日バス12台に分乗し、野球部応援団、生徒会、吹奏楽部、チアリーダー部、一般生徒、教職員約300人に保護者会、PTA、一般200人が球場で合流、総勢約500人が三塁側アルプススタンドに勢ぞろい、熱い声援を送った。試合は、後攻の山梨学院は1回戦に先発した津島悠翔が制球を乱し序盤に1点失うも、2回戦も連続で先発マウンドに送られた。津島はこの日も制球が悪く、初回に2四球、右前敵時ランニング本塁打で3点を失い追う展開に。その裏。山学高も1番萬場翔太の内野安打を足掛かりに3番菰田陽生の適時打1点を返し、続く横田悠、4番の梅村団の連打で2点目を返すも、直後に西日本は無死2四球の津島から継投した藤田を攻め3点を奪い2-6とリードした。4回には、スラッガー4番打者に左翼ポール際に特大の本里打を浴び2-8とされた。5回表、4番手として投入された菰田陽生は7回まで10人の打者に最速152kmの投球で西日本を抑え込んだ。打線は7回、一死三塁二塁の好機に菰田が特大の中犠飛で1点、続く4番の横山が適時打1点を返し、さらに8回には8番遊強襲安打、捕逸が絡み1点を追加。5-8と山学高打線では夢ではない9回最後の逆転劇に懸けた。しかし西日本の攻撃力は衰えず、先に3点を加えられ5-11ととどめを刺されてしまった。500人の応援団の大声援も夢と散った。