第13回出雲全日本大学選抜駅伝競走 出場エントリー選手8名決定


第13回出雲全日本大学選抜駅伝競走は10月8日、出雲大社から出雲ドーム前までの6区間44キロのコースで21チームが参加して行われる。 山梨学院大学は3日、第13回大会出場エントリー選手8名、清田泰之(4年)、岩永如暁(3年)、松田浩二(3年)、吉田幸司(3年)、D.カリウキ(3年)、橋ノ口滝一(2年)、井出信夫(2年)、中島大輔(2年)を決定した。 山学大は、第3回大会から第7大会に5連覇を樹立している実力校。ここ3年は2位 に甘んじているだけに、今大会は王者復活を期待したい。
甲府緑ヶ丘陸上競技場には、駅伝シーズンの到来を告げるかのような爽やかな秋風が吹き抜けていた。 やわらかな西日が富士を赤く染めるころ、上田監督と飯島コーチが見守るなか、陸上競技部員がインターバル・トレーニングに汗を流している。エントリー選手達も大会前の調整メニューを順調にこなしていた。上田監督が「夏合宿でのトレーニングの達成度が、全体的に良かった」というように、エントリー選手に限らずどのグループも活力に満ち精力的に練習メニューをこなしていた。陸上競技部のムードは駅伝シーズンに向け上々だ。
上田監督は「ここ数年で日本の学生の競技レベルは、層も厚く高くなっている。特に関東の長距離のレベルは他より抜きん出ている」「現に、8月27日のユニバーシアード北京大会・第6日の1万mで、銅メダル・徳本一善(法政大学)、4位 ・橋ノ口滝一(山梨学院大)、大会最終日ハーフマラソンでは金メダル・藤原正和(中央大学)、銅メダル・松下龍治(駒澤大学)と関東勢が実績を残している」「また、9月末に行われた全日本インターカレッジ1万mの決勝においても、28分台で10人近くがゴールになだれ込む激戦となった。まさしく、戦国時代さながらの群雄割拠の時代が到来した」と語る。当然、出雲駅伝においても質の高いスリリングな競り合いの場面 を多く見られるレース展開となるだろう。
ちまたでは出雲駅伝の優勝の行方を、最近の実績から順天堂大学、駒澤大学の2強に、中央大学などの関東校が激しいレースを展開すると予測されている。しかし、侮れないのは昨年準優勝の山梨学院大学である。上田監督はスピード駅伝に対応すべく精鋭として、井出・松田・吉田・岩永・中島の新戦力、清田・橋ノ口・Dカリウキの主力を投入し、生き残りを賭けたサバイバルレースに果 敢に挑もうとしているからだ。
第13回出雲全日本大学選抜駅伝競走は10月8日午後1時8分、出雲大社の大鳥居の前からスタートする。

清田泰之、せいた やすゆき、 商学科4年 岡山山陽
岩永暁如、いわなが あきゆき、商学科3年、有田工業
       
松田浩二、まつだ こうじ、法学科3年、大牟田
吉田幸司、よしだ こうじ、商学科3年、鳩山
デビット カリウキ、でびっと かりうき、商学科3年、山学大附
橋ノ口滝一、はしのくち りゅういち、商学科2年、伊佐農林
井出信夫、いで のぶお、行政学科2年、白石
中島大輔、なかじま だいすけ、商学科2年、水城
       



 

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