第7回JOCジュニアオリンピックカップショートトラックスピードスケート選手権大会


アルバム | 吉澤純平 | 伊藤潤二 | 松原庸介 | 藤本青海 | 新海晴奈 |
 
開会式  日本スケート連盟は11月2日、愛知県・名古屋市総合体育館レインボーアイスアリーナーで、第7回JOCジュニアオリンピックカップショートトラックスピードスケート選手権大会の開会式を行った。山梨学院スケート勢は男子・松原庸介(大学1年)、吉澤純平(附属高2年)、伊藤潤二(附属高1年)、女子・藤本青海(附属高2年)、新海晴奈(附属高1年)の5選手が、開会式に臨んだ。川上隆史監督は「出場選手全員にはベストを尽くして欲しい」としたうえで、「東日本選手権(9月)で男子総合優勝した吉澤は総合3位 以内、同女子総合3位の新海は総合4位以内を狙わせたい」と、来年1月上旬に韓国で行われる世界ジュニア代表に意欲を覗かせた。

第1日目 吉澤純平(山学附) 総合でトップ
11月3日、第1日目1,500mと500mを行った。男子で、山梨学院大附属高校の吉澤純平(2年)は、1,500mで優勝し、500mでも2位 に入る活躍で、W杯日本代表の強豪選手を抑え、55得点で総合のトップに立った。2位 は47点の初田和也(阪南大学1年)、3位は21点の池智徳(中京大学)と続いている。山梨学院附の伊藤潤二(1年)は5点で6位 、山梨学院大学の松原庸介(1年)は21位となっている。なお、女子の山梨学院附・新海晴奈 (1年)は21点で3位、同校の藤本青海(2年)は30位となっている。吉澤は、初日トップに立ったことに「上位 に食い込めれば良いと思っていたので、トップに立った実感がないです。1,500mは位 置取りが良かったので行けると思いました。明日も頑張ります」と、率直に喜んでいた。川上監督は「メンバー全員、良く頑張っている。純平は、500m決勝で先に行き過ぎた。もっと、ジックリ攻めれば良かったのに。そして、後はインを押さえれば勝てたね。今日1,500mが良いだけに、明日は1,000mを無難にこなして、総合優勝目指して頑張って貰いたいね。伊藤は、500m決勝でもう一周待って勝負を賭ければ良かった。スピードがあるだけに明日は期待したいね。新海も良いよ」とアイスアリーナーを後にした。

第2日目 〜 吉澤純平(山学附) 初総合優勝 〜 11月4日、最終日1,000mとスーパーファイナル1,500mを行った。男子の山梨学院大学附属高校・吉澤純平(2年)は、1,000mで2位 、スーパーファイナル1,500mでは優勝し、W杯日本代表の初田和也(阪南大学1年)を抑えて、初の総合優勝を飾った。また、山梨学院附の伊藤潤二(1年)はスーパーファイナル1,500mで2位 となり、前日の6位から3位、山梨学院大・松原庸介(1年)は22位となった。女子では山梨学院附の新海晴奈 (1年)は、前日の3位から4位に後退したが初の入賞を果 し、藤本青海(2年)は33位に終わった。川上監督は「出場選手全員頑張ったが、吉澤はナショナル・チームのメンバーを抑えて、良く総合優勝をしてくれた。伊藤もスーパーファイナル1,500mで2位 になる成長を見せてくれた。女子の新海は全種目に入賞をしての総合4位は評価できる」と絶賛した。表彰式では、総合優勝した吉澤が最優秀選手に選ばれた。


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