第84回全国高等学校野球選手権山梨大会

第84回全国高等学校野球選手権山梨県大会
山学附 4度目の甲子園出場を目指す
〜 初陣 富士河口湖高校と対戦 〜
第84回全国高等学校野球選手権山梨県大会の組み合わせ抽選会が6月20日、甲府市総合市民会館で41校40チームが参加して開かれた。本抽選で、春季関東地区高校野球大会優勝校で今大会A第1シードの山梨学院附は、主将の進藤義法(3年)が会場中央に据えられたマイクに向かい「山梨学院大学附属高等学校、1番」と校名の札を会場に披露した後、組み合わせ掲示板の左隅1番に札を掛けた。A第2シード帝京第三21番、A第3シード日本航空40番、A第4シード市川20番に、続いてBシード日大明誠が10番に、吉田30番、駿台甲府11番、巨摩31番と札を掛け、引き続いて予備抽選順に各校が札を引き対戦相手が決定された。山梨学院附は、Aブロックで大会3日目(7月17日)の第1試合、緑が丘球場で午前9時から富士河口湖高校と対戦する。進藤主将は「チーム一丸となって、絶対勝ちたい」と決意を述べた。大会は、7月13日に予備抽選で1番を引き当てた甲府商業高校 三森功太郎主将の宣誓で開幕し、26日(予備日27日)まで、甲子園球児の熱戦が繰り広げられる。山梨学院附は、過去に第77回、第78回、第82回と県代表になっており、今大会4回目の県代表を目指して戦う。なお、今大会の模様は開会式から閉会式まで、NNS甲府CATV局9ch、2chで、福士康啓アナらの実況生中継で放映される予定。
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第84回全国高等学校野球選手権山梨大会壮行会
〜山学附 在校生約900名が壮行 〜
山梨学院大学附属高等学校生徒会(吉田健人会長)は7月11日、第84回全国高等学校野球選手権山梨大会に出場する野球部の壮行会を校庭で行った。当校の生徒約900名がブラスバンドの演奏にあわせ手拍子で迎えるなか、選手・マネージャー45名が入場した。古屋忠彦校長が「甲子園は聖地だが、我が校は聖地に行くことに憧れるのではなく、望める立場にある。全校生徒の熱い声援が伝わり、選手が全力で頑張ってくれることを願う」と挨拶。吉田生徒会長が「選手の皆さんの、後押しができるよう全員で応援します。また、この大会を思い出深いものにしましょう」と激励。生徒会の浅原浩子さんから進藤義法主将(3年)に健闘を祈願した千羽鶴が、小林祐子さんから鈴木英夫監督に激励の花束が手渡された。野球部を代表して進藤主将が「この大会に万全で臨めるのは、日頃の皆様方の御理解と御支援があってのことと感謝しています。この感謝の気持ちを忘れずに一戦一戦頑張り、全国出場の切符を手にしたい」と決意を述べた。最後に、応援団とチアリーダーのリードで、全校生徒が応援歌、校歌で野球部に声援を送った。山学附は初戦を7月17日、緑が丘球場で午前9時から富士河口湖高校と対戦する。
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第84回全国高等学校野球選手権山梨大会 2回戦
山学附 沢田 満塁ホームラン
〜 12安打11点 5回コールド 〜
山梨県高校野球連盟は7月17日、緑ヶ丘球場・小瀬球場(甲府市)、富士北麓球場(富士吉田市)で「第84回全国高等学校野球選手権山梨大会」2回戦8試合を行った。緑ヶ丘球場第1試合の山梨学院大学附属 対 富士河口湖は、山学大附が12安打4本塁打の猛攻で11対0と富士河口湖に5回コールド勝ちした。 山学附は、2回裏の無死満塁で9番・内村が中適時打で先取点を奪った。続く1番・佐野が右に2点適時打を放ち3対0とした。4回裏、無死満塁で3番・沢田がアウトコースのストレートを叩き左越え満塁本塁打で7対0とし、続く4番・進藤が左に連続本塁打を放ち8対0。一死後、6番・斉藤が1イニング3本目となる右越え本塁打を放ち9対0とした。山学附は5回裏、一死一塁3番・沢田が2打席連続本塁打を左中間に放り込み11対0で試合を決めた。投げては斉藤勝が5回を6奪三振のノーヒットに抑える好投を演じた。 山学附の7打点と気を吐いた沢田は「昨日まで調子が悪く打てなかったが、今日の朝練習でボールに逆らわずに打てる切っ掛けを掴んだ」と淡々と話した。投手斉藤は「立ち上がりが悪かった。まだまだ、本調子とはいえない。芯に一本も当てられていないので80%の出来」と自己分析した。進藤主将は「これから、益々チームの指揮を高めていきたい」と、気持ちを引き締めていた。鈴木監督は「今は、頭の中に心配事がない」と選手達を絶賛していた。山梨学院大学附属高校は、20日午前9時から小瀬球場(甲府市)で北富士工業高校と3回戦を行う。
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第84回全国高等学校野球選手権山梨大会 3回戦
山学附 斉藤2試合連続ホームラン
〜 8対1 8回コールド 〜
山梨県高校野球連盟は7月20日、小瀬球場・緑ヶ丘球場 (甲府市)、富士北麓球場(富士吉田市)で「第84回全国高等学校野球選手権山梨大会」3回戦8試合を行った。小瀬球場第1試合の山梨学院大学附属 対 北富士工は、山学大附が13安打1本塁打の猛打で8対1と北富士工業に8回コールド勝ちした。 山学附は、2回裏二死後6番・西村が貴家投手のインコース高めの直球を左翼に二塁打。続く7番・鈴木(幸)が中前適時打で先取点を奪った。5回裏、二死一・三塁で1番・佐野が左越え2点三塁打を放ち3対0とした。6回裏、3番・沢田が一塁線を破る二塁打で出塁。4番・進藤が左線を破る適時二塁打で4対0。続く5番・明石の犠打で進藤が三塁に進塁。6番・西村の遊撃ゴロで進藤が生還し5対0とリードを広げた。山学附は、7回表に1点返された裏、9番・内村が2番手三上投手から四球を選び出塁した後、ボークで二塁に進塁。一死後、2番・松本がセーフティバンドで一・三塁。3番・沢田が左翼に適時二塁打で6対1。続く4番・進藤が敬遠の四球で満塁。5番・松本が左前適時打で7対1とした。8回裏、途中出場の8番・斉藤が2試合連続ホームランを右越えに放ち8対1とし、8回コールドで北富士工に勝利した。 投げては、西村が6回と3/1、清野が1回3/2と継投で好投し、北富士工打線に付け入る透きを与えなかった。試合終了後、鈴木監督は記者の「明日の甲府工業戦への意気込みは」のインタビューに「意気込まない方が良い」と平常心で戦うことを強調していた。山梨学院大学附属高校は、21日午前10時から小瀬球場(甲府市)で甲府工業高校と準々決勝を戦う。
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第84回全国高等学校野球選手権山梨大会 準々決勝
山学附「西村」満塁本塁打
〜 3試合連続コールド「斉藤」7回完封 〜
山梨県高校野球連盟は7月21日、小瀬球場・緑ヶ丘球場 (甲府市)で「第84回全国高等学校野球選手権山梨大会」準々決勝4試合を行った。小瀬球場第1試合の山梨学院大学附属 対 甲府工は、山学大附が8安打1本塁打を放ち甲府工業に9対0で7回コールド勝ちし、3試合連続コールド勝ちを収めた。 山学附は、1回表二死満塁で6番・西村が田名網投手の内角直球を左中間に満塁本塁打を放ち4点を奪い先制した。2回表一死後、9番・内村が中前安打。内村は1番・佐野の二塁ゴロで二塁に進塁。内村は続く2番・松本の3球目のパスボールで三塁に進塁し、松本の左翼前安打で生還し5対0とした。4回表一死後、1番・佐野が左線を破る二塁打。2番・松本のセーフティバンドが投手の一塁への悪送球を誘い1・3塁とした。続く3番・沢田の遊飛打で、佐野がタッチアップで本塁を突き6対0とした。6回表、1番・佐野が四球を選び出塁。2番・松本は三塁にセーフティバンドを試み、三塁手の送球を一塁手が前に落とし1・2塁。二死後、5番・明石が右中間に2点適時三塁打で8対0。続く6番・西村の3球目に投手がワイルドピッチし明石が生還し9対0と試合を決めた。投げては斉藤が、1回裏一死満塁のピンチに4番・中島、5番・田名網を三振に仕留めなど、猛打を誇る甲府工打線を7回・4安打に抑え完封した。試合終了後、鈴木監督は記者のインタビューに「1回の攻防が全てだった。結果 は家のワンサイドゲームとなったが、1回の攻防の如何で、家がワンサイドで負けても可笑しくないゲームだった。最後の最後まで気の抜けない試合だった」と振り返った。満塁ホームランを放った西村は「先取点を取って、チームを勢いづかせたかった。内角には来ないと思っていたら、ストレートが来たので、思い切りバットを振った。手応えがあったので、『入れ、入れ』と思って走った」と、また「秋・春とチームに貢献できなかったので嬉しいです」と感心の笑みを浮かべていた。エース斉藤は、1回の満塁について「ここが見せ場と何が何でも抑えてやろうと思った」と、ピンチも楽しんでいた様だ。山梨学院大学附属高校は、24日午前10時から小瀬球場(甲府市)で市川高校と準決勝を戦う。
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第84回全国高等学校野球選手権山梨大会 準決勝
第1シード山学附 1対4 市川高校に敗れる
山梨県高校野球連盟は7月24日、小瀬球場(甲府市)で「第84回全国高等学校野球選手権山梨大会」準決勝2試合を行った。小瀬球場第1試合の山梨学院大学附属高校 対 市川高校戦は、打撃はともに7安打と互角だったが、試合巧者の市川に山学大附が1対4で敗れた。 山学附は、1回裏投手・斉藤が1番・依田に2ストライクからの3球目を右前安打され、続く2番・吉井を遊ゴロに仕留めたかに見えたが遊撃手のハンブルの失策で1・2塁とされた。続く3番・岩村の犠打を、斉藤が一塁送球している間に依田に三塁へ進塁された。この場面 で、二塁手が捕球し一死としたが、二塁手がランナーと接触し落球する間に、依田に本塁を陥れられ先取点を奪われ0対1とされた。2回裏一死後、投手斉藤が7番・加賀美を四球で出塁され、8番・諏訪に犠打され二死二塁とされた。続く9番・伊藤に三塁線を破る左翼二塁適時打で加点され0対2とされた。6回裏、4番石原に左翼越えの二塁打を放たれ、5番・水上の犠打で一死三塁とされた。二死後、7番・加賀美に中前適時打を浴び0対3とされた。7回表一死後、6番・西村が相手投手・吉井から中前安打で出塁し、7番・斉藤の二塁ゴロで二塁に進塁。二死で続く8番・鈴木(幸司)が右翼前安打で1・3塁とした。9番・内村が中前適時打で1点を返し1対3と追い上げたが、8回表二死後、投手・斉藤の1ボールの後の2球目を7番・加賀美に左翼スタンドに本塁打され1対4と突き放された。9回表、無死で5番・明石が左翼前安打で出塁したもの、6番・西村がヒットエンドランでバッテリーに外され空振りし、明石が二塁でタッチアウトになり、チャンスを潰し市川高校に負けた。試合終了後、進藤主将は記者のインタビューに「序盤、エラーで得点されたが、諦めないで頑張ったが打てなかった。相手のピッチャーの気持ちが、自分達の気持ちより上回っていた」と振り返った。鈴木監督は「相手投手のピッチングの組み立てが良かった。丁寧にコースを突いて来た。斉藤は、調子が良すぎて攻めが単調になった。初回のトップバッターに2ストライクをとりながら3球目を安打された。これが全て。良いチームだと思っていたのに残念」と、球場を後にした。決勝は、26日午後1時から小瀬球場(甲府市)で市川高校と航空高校が対戦する。
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