関川夏央(せきかわ
なつお)さん
1949年新潟県生まれ。作家・評論家。上智大学外国語学部中退。日本ペンクラブ理事・人権委員長。日本近代文芸思想、東アジア比較文化。主著に『海峡を越えたホームラン』(第7回講談社ノンフィクション賞)。『坊っちゃんの時代』(第2回手塚治虫文化賞、アンティリオ・ミケルッツィ賞=イタリア)、『昭和が明るかった頃』(講談社エッセイ賞)。『二葉亭四迷の明治四十一年』などの業績に対して第4回司馬遼太郎賞。
小嵐九八郎(こあらし くはちろう)さん
1944年秋田県生まれ。作家・歌人。日本ペンクラブ人権委員・言論表現委員。早稲田大学卒業後、さまざまな経験を経て、現在に至る。小説『刑務所ものがたり』『風に葬え』『癒しがたき』他。歌集『叙事がらりや小唄』『おわりとね』。近著に『蜂起には至らず』、『妻をみなおす』。最新刊は『ふぶけども』。
新海 均(しんかい ひとし)(俳号あぐり)さん
1952年長野県生まれ。早稲田大学文学部社会学科卒業。編集者・俳人。日本ペンクラブ人権委員。1975年より、光文社カッパ・ブックス編集部を経て、月刊宝石に22年関わる。現在、再びカッパ・ブックス編集部に在籍。01年句集『悲しみの庭』(朝日新聞社)。
久間十義(ひさま じゅうぎ)さん
1953年北海道生まれ。作家。早稲田大学文学部卒。日本ペンクラブ人権委員・言論表現委員。87年に『マネーゲーム』(第24回文藝賞佳作賞)でデビュー。主著に『世紀末鯨鯢紀』(1990年、三島由紀夫賞)、『海で三番目につよいもの』、『ダブル・フェイス』、『刑事たちの夏』など。現実の事件をベース・素材にし、それを小説にするという手法をとっている。
吉永みち子(よしなが みちこ)さん
1950年埼玉県生まれ。ノンフィクション作家。東京外国語大学インドネシア科卒。日本ペンクラブ人権副委員長。「勝馬新聞社」「日刊ゲンダイ」で競馬記者。退社後、5年の専業主婦を経て仕事に復帰。1983年JRA機関誌「優駿」の優駿エッセイ賞。1985年『気がつけば騎手の女房』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。主な著書に『旅路の果ての名馬たち』『子供を蝕む家族病』『母と娘の40年戦争』『性同一性障害』など。テレビ朝日系「スーパーモーニング」月曜担当。
吉岡 忍(よしおか しのぶ)さん
1948年長野県生まれ。ノンフィクション作家。日本ペンクラブ理事・平和委員会副委員長。早稲田大在学中から執筆活動を開始。教育、テクノロジーの現場、アメリカや東南アジアなどの外国取材にもとづく作品を発表。著書に『墜落の夏』(講談社ノンフィクション賞)、『「事件」を見にゆく』、『新聞で見た町』、『月のナイフ』(小説)、集大成というべき『M/世界の、憂鬱な先端』など。
戸波江二(となみ こうじ)さん
1947年生まれ。東京大学大学院修了。早稲田大学法科大学院教授。アウグスブルグ大学客員教授。憲法学。司法試験考査委員。主な著書・共著に、『憲法〔新版〕』(ぎょうせい)、『人権』(有斐閣)、『統治機構』(有斐閣)、『ドイツの憲法判例』(法学書院)、『新憲法学習のとびら』(日本書籍)、『ゼミナール憲法裁判』(日本評論社)など多数。
五十嵐二葉(いがらし ふたば)さん
山梨学院大学法科大学院教授・弁護士。分野:刑事訴訟法。マスコミ学会会員。著書に『犯罪報道』『差別表現を考える』、論文に「国民の権利と言論の自由確保を」「被害者・市民・社会と犯罪情報を知る権利」「表現の自由の枠組み再考―迫られる具体化、問われる原則」「国民の権利と言論の自由確保を」「犯罪報道が読者・視聴者に与える被疑者=犯人視効果
」「犯罪報道の原罪」「情報公開法要綱案のここが問題」「捜査報道‐つくられ方つかわれ方 (新聞は衰退したか)」など
小野寺 規夫(おのでら のりお)さん
山梨学院大学法科大学院研究科長・教授。北海道出身。東北大学法学部卒(法学士)。司法試験考査委員。元東京高等裁判所民事部総括判事。分野:裁判法、国際司法
梓澤 和幸(あずさわ かずゆき)さん
山梨学院大学法科大学院教授・弁護士。東京都出身。一橋大学法学部卒(法学士)。国際法曹協会人権協会評議員。日弁連国際人権委員会副委員長。分野:刑事裁判実務、メディア法
辻 千晶(つじ ちあき)さん
山梨学院大学法科大学院教授・弁護士。東京都出身。東京大学法学部卒(法学士)。ドイツ外国法事務弁護士。社団法人日独法律家協会会員。分野:民法、民事裁判実務
荒牧 重人(あらまき しげと)さん
山梨学院大学法科大学院教授。分野:憲法、教育法。主な著書に『戦後政治と日本国憲法』、『解説 国際人権規約』、『国際人権規約先例集』など |