サンクト・ペテルブルク国際会議 
「ポーツマス講和百周年記念」
〜 バルチックと連合艦隊の孫 友好の握手 〜

山梨学院大学(古屋忠彦学長)は2004年3月18日から20日の3日間、ロシアのサンクト・ペテルブルク市でサンクト・ペテルブルク国際会議「ポーツマス講和百周年」を行った。今年「日露戦争」(1904〜1905年)が百周年を迎えたことで、山学大のコンスタンチン・サルキソフ教授と小菅信子助教授が発起人になり、国際共同研究「ポーツマス講和百周年プロジェクト」を結成した。18日にはロシア・バルチック艦隊の指揮官だったロジェストベンスキー司令長官のひ孫のジノビー・スペチンスキーさんと、日本の東郷平八郎連合艦隊司令長官のひ孫の保坂宗子さんが、対面し友好の握手を交わした。ロシア科学アカデミー、ロシア海軍中央博物館、サンクト・ペテルブルグ国立大学東洋学部との共催で行われた国際会議は、ケンブリッジ大学やフィリピン大学らの研究者も参加し、学術会議ならびに市民平和会議などを行いポーツマス講和の意義や日露戦争が国際社会に与えた影響などについて再検した。2005年度には、山梨学院60周年記念事業でインターナショナル・カンファレンスinサカオリ「ポーツマス講和と東アジア」を開催する。

● アルバム「サンクト・ペテルブルク国際会議」
1』、『2』、『3』、『4』、『5