平成15年度文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」採択記念モニュメント
〜 制作基本コンセプト 〜
学校法人 山梨学院
文部科学省による特色GP(Good Practice)支援プログラムは、大学教育の質の充実を目的とした平成15年度から5年間にわたるプログラムです。初年度である平成15年度は全国の国公私立大学・短大から664件の応募があり、厳しい審査の結果80件が採択されました。このうち本学(大学・短大)はみごと2件が採択されました。2件同時採択は全国の大学で本学のみです。この栄誉ある採択を称え、活力ある学園として更なる発展と飛躍を願い、この2つのモニュメントを設置しました。
■テーマ :「主として学生の学習及び課外活動への支援の工夫改善」
取組名称:山梨学院学生チャレンジ制度
‐学生の自主的探究心の涵養を目指して‐(大学・短大共同取組)
設置場所:21世紀広場(マックカフェ東)
<モニュメント基本コンセプト>
「知の泉」〜ペガサスのように〜
ペガサス(Pegasus)は、知性・教養・勇気ある行為の象徴です。
山梨学院学生チャレンジ制度において、さまざまな発想を現実に変え、成長してゆく学生達の姿をイメージしています。
大きく天に伸びるステンレスは、学生達の勇気と成長の軌跡で、ペガサスが天を翔る姿(軌跡)とイメージを合せた表現となっています。
それはペガサスが地に降り泉を湧き出させたという神話を元にしたもので、知性の象徴であるペガサスの泉を、学生達の無限に発想が湧き出す姿と重ね合わせ表現したものです。
また下部の玉石は泉からの水の流れを表現しています。
■テーマ :「主として教育課程の工夫改善に関するテーマ」
取組名称:卒業要件科目 社会体験講座U
『YGU日本列島横断リレー 〜フォッサマグナを歩く〜』(短大単独取組)
設置場所:短期大学棟21号館前(遊具広場)
<モニュメント基本コンセプト>
2本の御影石は太平洋プレート、フィリピンプレートを表し、中心のステンレスが「フォッサ・マグナ」を表現しています。
また、その重なり合うラインは横断リレーで学生が体験した道筋を意味し、上部に伸びる形はこの体験を通して未来に大きく成長する姿を表しています。
正面の御影石磨き面には両方の出発地点である、清水(太平洋)、糸魚川(日本海)の海岸線を表す溝が刻み込まれいる。御影石傾斜部のブルーのチタンプレートのラインは、糸魚川、富士川をそれぞれ表現したものです。
※(モニュメント制作:ナスエンジニアリング株式会社)