山梨学院大学・同大学院、山梨学院短期大学・同専攻科
「合同卒業式、学位授与式、修了証書授与式」
〜卒業生1,470名 創立者賞 菅原・杉浦・モカンバ・大久保〜
山梨学院大学・同大学院(古屋忠彦学長)、山梨学院短期大学・同専攻科(三神敬子学長)は3月15日、同校古屋記念堂で合同卒業式、学位授与式、修了証書授与式を挙行した。古屋学長が「学生生活での多くの想い出を胸に刻み、学園を巣立って行く皆さんに、心からエールを贈ります。皆さんには、大局に立ち、的確に判断できる心の眼を持って欲しい。そして逆風の時代に、社会に巣立つ皆さんが、挫折を恐れず、果敢に、自らの人生をたくましくつくって行かれますよう心より祈念いたします」と式辞を述べた。それぞれの在校生から「先輩たちには多くの感動を頂きました。それぞれの夢の実現に力強く前進してください。先輩たちの努力という貴重な宝を引き継いで行きたいと思います」など卒業生へ贈る言葉が会場のスクリーンに流された。卒業生代表挨拶で経営情報学部の
中村美菜
(なかむら みな)さんは、「私たちはこのキャンパスで多くの人に出会い、多種多様な価値観を分かち合ってきました。そして、自分を信じることの意味と、仲間を信じることの大切さとを学びました。『自信』という字は自らを信じると書きます。強く生きることは決して易しいことではありませんが、どこまでも自身の可能性を信じ、人生の新たなスタートを切ることを誓います。在学生の皆さん、このキャンパスにはかけがえのない大切なものが溢れています。限りある時間を大切にし、思う存分活躍されますことを願っています」と述べた。学術や文化、スポーツ等で名声を高めた学生に贈られる創立者古屋賞には、2005年ユニバーシアード冬季競技大会日本代表5000m5位の
菅原瑞枝
(すがわら みずえ)さん、2004年全日本学生レスリング選手権大会グレコ120キロ級優勝の
杉浦一生
(すぎうら いっせい)さん、東京箱根間往復大学駅伝競走 第2区・区間1位2回の
オンベチェ・モカンバ
、修士論文『障害認識の形成と障害者の自己実現』は『障害学』という新しい学問において膨大な量の資料を検証し独自の概念化を志向し、多大な示唆を含む実践的かつ理論的な論文と絶賛を博した
大久保信
(おおくぼ まこと)さんの4人が受賞した。式終了後、町議会議員と市議会議員を都合5期務めたのちに76歳で大学院に入学した山梨県南アルプス市の
横内光明
(よこうち みつあき)さんは、「78歳で修士論文『第三セクターの破綻と事実上の経営者(取締役)責任の所在』について書き上げ修了したが、このテーマは一生研究して行きたい」と語り、込山芳行指導教授と記念写真に納まっていた。この日、卒業生1,470名は、思い出のキャンパスを在校生や教職員・保護者らに祝福され巣立って行った。
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