高円宮牌2005ホッケー日本リーグ(女子)
〜 山梨学院 初戦 東海女子を破り勝ち点3 〜
日本ホッケー協会は4月16日、山梨学院ホッケースタジアムで高円宮牌2005ホッケー日本リーグの女子第1節4試合を行った。オープニングゲームとなった山梨学院大学対東海女子大学は、ホーム戦となった山梨学院が会場一杯に詰め掛けた応援団に後押しされ、後半に大本と飯村の得点で2対0とし、初戦の東海女子に快勝し勝ち点3を挙げた。山梨学院は、立ち上がりこそ硬さが見え東海女子に押し込まれたが、その後キャプテン2番FB 柏智子(横田高)を中心にリズムをつくり、山梨学院が押し気味にゲームを展開。24分、27分とペナルティーコーナーのチャンスを得るが、東海女子の堅守に阻まれゴールを割ることが出来ずに前半を0対0で折り返した。後半、41分1番FW
大本知子
(羽衣学園高)が6番MF 高橋優子(伊吹高)の右からのヒットボールのセンタリングを得意のタッチシートで決め先取点を奪い1対0とした。その後、勢いに乗った山梨学院は再三再四、相手のサークル内に積極的に攻め込む。56分14番MF 飯村美香(巨摩高)が25番FW 清水千明(丹生高)からのパスをスライディングでタッチシュートし2対0として試合を決めた。初得点を挙げた大本選手は「1戦目でのタッチシュートでの1点となり大変嬉しい。明日は、集中してペナルティーコーナーからの得点を決めたい」と述べた。
ジョン・シアン コーチ
は「前半は6‐4のペースで試合を進めていたが、積極性のなさがシュートに繋がらなかった。後半は、全員か指示どおりに、積極的に攻め続けて得点を挙げた。初戦での1勝、勝ち点3は、これからの試合で消極的にならずに行けるので戦いやすい。3位以内を目指して戦いたい」と話した。
寺本祐治監督
は「前半はボールに対しての反応が悪かった。ゴール前での小細工でリズムを崩した。後半は、ゴールに向かって思い切って攻め、良くボールを打てていた。開幕戦は緊張して普段の力の半分ぐらいしか力が出ない。今日はホームの試合で、学生や地域の皆さんのスタンド一杯の応援で、選手は燃えながらもリラックスして、試合が有利に出来た。今日の試合を弾みにして、リーグ3位を目指して、戦いたい。明日の南都銀行戦は、うちを苦手にしているので、そこに付けこみたい」と語った。
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