第57回春季関東高校野球大会山梨県予選(第6日)3回戦
~山梨学院 雨宮・安積二枚看板好投 岡田勝ち越し二塁打~
山梨県高校野球連盟は4月24日、小瀬、緑ヶ丘球場で第57回春季関東高校野球大会山梨県予選(第6日)3回戦4試合を行った。小瀬球場第2試合の山梨学院大学附属高校 対 白根高校戦は、山梨学院が投手雨宮敬(3年・石和中)と安積広信(3年・敷島中)の二枚看板の好投と、3回の岡田康平(3年・貝塚中)の走者一掃の二塁打で4対1と試合を決め、白根高校に8対1の7回コールドで完勝し、準々決勝に進出した。山梨学院は、1回表1番・大堀裕樹(3年・三鷹第6中)が右越え三塁打で出塁。2番・日高一歩(3年・御坂中)の二塁ゴロの間に大堀が生還して先制得点を挙げた。2回裏に1対1の同点とされた3回表、二死満塁で6番・岡田が左中間を破る走者一掃の二塁打で4対1とした。4回表、7番・雨宮が左前安打で出塁。二死二塁で1番・大堀が左中間のフェンス直撃の三塁適時打で5対1。6回表、一死後に8番・松下裕貴(城南中)が中前安打で出塁。続く、伴英樹(3年・つくし中野)の右前安打で一三塁とし、1番・大堀の中犠飛で松下が生還して6対1とした。7回表、途中交代の2番・高橋将(2年・小金井東中)が中前安打で出塁。続く、主将3番・砂山玲央(3年・山梨南中)の犠打で一死二塁。4番・此川悠(3年・明野中)の中前適時安打と、5番・羽田直人(3年・石和中)の中前適時安打で8対1とした。守っては、二枚看板の雨宮と6回の裏から登板した安積が、白根打線を抑えて7回コールドとした。投手
雨宮
は「岡田の走者一掃の二塁打で3点リードを貰い、気持ちが楽になり自分のピッチングが出来た。今日の投球内容は、速球の速さにこだわり過ぎて、前回の試合に比べレベルが低かった。次回は、丹念にコースをつくことにこだわりたい」と述べた。6回の裏から登板した投手
安積
は「立ち上がりは雰囲気に呑み込まれ、制球が定まらなかった。コーチに、相手でなくて自分のボールを投げるように、アドバイスされリズムがつくれた。次の登板までには、練習で克服して、上に通用するピッチングに心がけたい」と話した。走者一掃の勝ち越し二塁打を放った
岡田
は「ただ、シングルヒットを打つことだけを考えて打席に入った。その結果、走者一掃の二塁打が打ててよかった」と語った。山梨学院は4月29日、緑ヶ丘球場の2試合目(12時30分)に身延高校と戦う
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