第57回春季関東高校野球大会山梨県予選(第7日)準々決勝
〜4番・此川満塁ホームラン エース雨宮・浅川力投〜
チーム17安打の猛攻 身延を6回コールド18対2
山梨県高校野球連盟は4月29日、小瀬、緑が丘球場で第57回春季関東高校野球大会山梨県予選(第7日)準々決勝4試合を行った。緑が丘球場第2試合の山梨学院大学附属高校 対 身延高校戦は、山梨学院が4番・此川悠(3年・明野中)の、1回表無死での満塁ホームラン、4回表一死三塁で中越えフェンス直撃の二塁2点適時打など、チームは長短17安打の猛攻。投げては、雨宮敬(3年・石和中)と浅川英大(2年・須玉中)が好投し、身延高校を18対2(6回コールド)で破って準決勝に進出した。山梨学院は1回表、1番・大堀裕樹(3年・三鷹第6中)が四球で出塁。2番・高橋将(2年・小金井東中)の左前安打で一二塁。続く、主将3番・砂山玲央(3年・山梨南中)の三塁ゴロを相手内野手が失策し満塁とした。4番・此川がカウント0‐1の後、中越え満塁ホームランを放ち4点を先取した。4対1とされた3回表、6番・羽田直人(3年・石和中)の左翼線への二塁打。7番・雨宮の犠打で一死三塁。8番・松下裕貴(城南中)の中犠飛で5対1とした。4回表、1番・大堀が中堅手への内野安打で無死一塁。2番・高橋の四球で二三塁。主将3番・砂山の犠打で一死二三塁とし、4番・此川の中フェンス直撃の二塁2点適時打で7対1。続く、5番・岡田康平(3年・貝塚中)の左前2点適時打で9対1とした。5回表、無死から9番・日高一歩(3年・御坂中)の右越え三塁打。続く、1番・大堀の左犠飛で10対1。2番・高橋の中越えフェンス直撃の二塁打で出塁、主将3番・砂山の右翼線への二塁適時打で11対1とした。11対2とされた6回表、8番・松下の中越え二塁打。8番・日高への代打・名執雄一郎(3年・白根巨摩中)が左翼線二塁適時打で12点目。1番・大堀の四球で一二塁。高橋と交代した2番・柴田将来(2年・甲西中)の中前安打で満塁。主将3番・砂山の中犠飛で13点目。4番・此川の四球で一死満塁。5番・岡田の二塁ゴロを相手内野手がホームに悪送球し15点目。一死二三塁で6番・羽田の右中間を破る二塁2点適時打で17点目。続く、7番・雨宮の中前適時打で18点目を奪った。守っては、エース雨宮と6回裏から登板した浅川投手が相手打線を抑え、18対2の6回コールドで完勝した。満塁ホームランと中フェンス直撃の二塁2点適時打を放ち、3四球を選んだ4番・
此川
は「やっと、4番としてチームに貢献できた。満塁ホームランした球は、スライダー。風があったが、芯で捉えていたので入ると思った」と語った。初登板した
浅川投手
は「今シーズン、公式戦初登板だったので凄く緊張したが、最後は自分のピッチングが出来て自信が付いた。次回、機会があったら頑張りたい」と述べた。
砂山主将
は「ここまで、相手を意識しないで、自分達の野球をすることだけに心掛けて戦ってきた。日川高校は、東海高校を破ったチームなので、チーム一丸となって全力を尽くし頑張りたい。そして、自分達の当面の目標である関東大会出場を勝ち取りたい」と述べた。
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