第87回全国高等学校野球選手権山梨大会組合せ抽選会
山梨学院大学附 4回目の甲子園出場目指す
初戦 上野原高等学校 7・13 第2試合 小瀬球場
第87回全国高等学校野球選手権山梨大会の組み合わせ抽選会が6月23日、甲府市総合市民会館で開催され、参加39チーム42校が出席した。注目される春季準優勝校の山梨学院大学附属高等学校は、主将の砂山玲央(3年・山梨南中)が20番BパートAブロックに校名を掲げた。試合は、7月13日大会3日目の第2試合、小瀬球場で上野原高等学校と対戦することが決まった。砂山主将は「組み合わせが決まったので、練習に身を入れてベストコンディションで夏の大会を迎えたい。大会では野球部一丸となって集中して戦いたい」と決意を述べた。田中信幸監督は「県の春季大会と関東の春季大会で波に乗り、チームのムードは良い。夏も自分達の野球が出来るよう部員と一枚岩で戦いたい」と語った。大会は、7月9日開幕し、24日までの熱き戦いが繰り広げられる。山梨学院附は、第77回・第78回・第82回に次ぐ、通算4回目の甲子園出場を目指して戦う。
山梨大会組合せで、神宮寺素彦県高等学校野球連盟会長は「選手諸君は誇りを持って母校の名声と一球一打に魂を込めて野球の精神に則って正々堂々と素晴らしいゲームを展開してもらい、諸君の良き思い出になることを祈念いたします」と挨拶。引き続き、松島日世士朝日新聞甲府総支局長は「山梨県大会まで後2週間あまり、選手の皆さんはもう暫らく厳しい練習に耐え、心身ともにベストの状態に持っていってください。本番では伸び伸びプレーしてください」と選手を激励した。予備抽選の後、25校の選手宣誓希望の主将による抽選が行われ、甲府西高校の小堀智也主将に決定した。小堀主将は「封筒を開けて、よく見たら選手宣誓決定と書いてあったので凄く嬉しかった。思い切って、自分なりの選手宣誓ができたら良いと思います」と語った。
抽選会は、Aシード校の主将により、AパートAブロック甲府工業、BパートAブロック山梨学院附、AパートBブロック甲府城西、BパートBブロック日川の札が掲げられた。引き続きBシード校の抽選が行われ、AパートAブロック甲府工業に市川、AパートBブロック甲府城西に東海甲府、BパートAブロック山梨学院附に身延、BパートBブロック日川に甲府第一がシード決定した。山梨学院附のブロックは、上野原、大月短大附、韮崎工業、山梨園芸、農林、北杜、甲府昭和、甲府南、身延のラインアップとなった。
この大会の模様は、朝日新聞、山梨日日新聞を始めとする各新聞社が報ずる予定。また、テレビ中継はNNS甲府CATVが、開会式・1回戦から決勝戦・閉会式の小瀬球場(9チャンネル)と、緑ヶ丘球場(2チャンネル)の模様を放送する。実況中継する福士康啓アナは「今年も球児のそれぞれのドラマを、熱く伝えたいと思います。また、球児たちに勇気を与える応援メッセージを番組で紹介していきますので、ファックスを緑ヶ丘球場 055‐251‐1489、小瀬球場055‐243‐1489に送信してきてください」と話した。再放送は夕方から小瀬球場2チャンネルで、緑ヶ丘球場9チャンネルで放送する。
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