第87回全国高等学校野球選手権山梨大会決勝
山梨学院 準優勝
〜5番・羽田の右中間越え2点本塁打も及ばず〜
山梨県高等学校野球連盟(三井啓三理事長)は7月24日、甲府市の小瀬球場で第87回全国高等学校野球選手権山梨大会9日目決勝戦を行った。決勝戦は、山梨学院大学附属高校(第2シード)は5年ぶり5度目、航空高校(ノーシード)は3年ぶり4度目の、甲子園の切符を賭けて激突した。山梨学院は、4点リードされた2回表無死一塁で5番・羽田直人(3年・石和中)が2点本塁打を放ち4対2と追い上げたが、3対13で破れ準優勝となった。
山梨学院は、4点先制された2回表に主砲4番・此川悠(3年・明野中)が四球を選び出塁。続く5番・羽田が右中間越え2点本塁打で2対4とした。一死後、エース7番・雨宮敬(3年・石和中)が右中間越え二塁打。続く、8番・松下裕貴(3年・城南中)が四球を選び一・二塁とした。主将9番・砂山玲央(3年・山梨南中)の2‐1でヒットエンドランを仕掛けるが、バットが空を切り三振。走った雨宮も三塁でタッチアウトとなり、追加点を奪うことができなかった。
2対5とされた3回表、1番・大堀裕樹(3年・三鷹第6中)が左前安打を放ち出塁し、3番・高橋将(2年・小金井東中)の犠打で二塁に進塁。3番・柴田将来(3年・甲西中)の内野ゴロの間に大堀は三塁に進塁した。主砲4番・此川悠が、死球で一・三塁としチャンスを広げ、前の打席でホームランを放っている5番・羽田が中前の適時安打で3対5と食い下がったが、後続がなく3対13で破れ、準優勝となった。
田中信幸監督は「選手たちは、本当に良くまとまり頑張ったと思う。特に3年生は、特殊事情を乗り越え、春・夏と決勝戦を戦える球児に成長してくれて、感謝したい。今日の無念は、後輩たちが必ず晴らしてくれると思う。航空高校には、甲子園で大活躍してもらいたい」と語った。
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