厚生労働大臣から感謝状
山梨学院大学学生会長 望月一貴さん
〜 先輩から足掛け15年 献血運動の灯継承へ 〜
第41回献血運動推進全国大会が7月19日に和歌山県で行われ、尾辻秀久厚生労働大臣から山梨学院大学に感謝状が贈られた。感謝状は、全国341件、山梨県6件の個人や団体が受賞した。山梨学院大学学生会長の望月一貴(3年)さんは「先輩からの活動が感謝され光栄の至りです。本学の献血運動の推進は、学生会が平成3年からキャンパスで呼びかけたのが始まりで、足掛け15年になります。多分、私が15代目ということになると思います。これまで、献血に協力していただいた延べ約5千人の方々の厚意が報われて、本当に良かったです」と、笑顔で率直に喜びを表す。
「学生会は生徒会に当たるもので、学生の自治運営に携わっていますが、社会的貢献にも積極的に目をむけ微力ながら活動しています。このコアが、日本赤十字社山梨県支部の皆さんにご指導いただきながら取り組んでいる献血運動推進です。私が携わった献血事業は、平成15年4回延べ348名、平成16年4回延べ246名。今年度は既に3回実施し181名にご協力いただいております。11月に、あと一度予定されています」。
年一度、独自で行う献血運動には、献血者に感謝の気持ちを表すために、趣向を凝らしている。「一昨年は、キャラメル、チョコレート、お菓子を箱の中に入れて、献血にご協力いただいた方に、お楽しみ掴み取りを実施しました。昨年は、食事券や文房具、お菓子が当たるくじを行いました」取り分け今年度は、11月に行われる献血に新たな趣向を凝らすという。
山梨学院大は、県内7つの大学・短期大学で構成されている山梨県学生献血推進連絡会にも所属し活動している。望月さんは、その会長をも務めている。「はたちの献血運動では短期大学の女子学生に振袖を着て街頭に立ち、献血を呼びかけてもらった。今後、少子・高齢化が進むにつれて、医療に必要な血液を安定的に確保することが困難となる可能性があるといわれています。山梨学院は、学内は勿論のこと他大学と力をあわせて、県内でも献血運動推進に邁進したい」と強調する。
「今回の感謝状を受けたことを励みに、さらに情熱をもち献血運動の灯を継承していきたい」と、決意の程を語った。
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