第48回関東大学空手道選手権大会(男子団体形)
〜 山学 初出場・初優勝 帝京の5連覇阻止 〜
関東学生空手道連盟は10月10日、東京都の日本武道館で第48回関東大学空手道選手権大会を行った。山梨学院大学は男子団体形で、決勝トーナメント準決勝で5連覇を目指す帝京大学を5対0、決勝で4年連続準優勝の駒澤大学を4対1で破り、初出場で初優勝した。
山梨学院の男子団体形に出場した入田佑(4年・十日町高)、内海健治(2年・山梨学院高)、大木格(1年・甲府第一高)は、予選を1位の駒澤大学22.4得点に次ぐ、22.2得点の2位で決勝トーナメントに進出した。準決勝では、予選3位22.0得点の帝京大学と対戦し5対0で破り、帝京大の5連覇を阻止し決勝に進出した。
決勝戦では、予選1位で4年連続準優勝の実力校の駒澤大学を4対1で破り、初出場で初優勝の栄に輝いた。
長谷川空手スクールの同門の3選手。最上級生で、第49回全日本学生空手道選手権大会個人形3位の入田は「最初で最後の団体戦となった。他の2人は、後輩と言っても実力がある選手なの是が非でも、優勝したかった。試合では、3人の息が合い初優勝できて、本当に嬉しい」と答えた。
第49回全日本学生空手道選手権大会個人形優勝の内海は「個人戦で優勝したときより、3倍は嬉しい。団体戦で出場したのは初めてだったので、個人戦と違い大学の名誉をかけた試合では、負けられない。また、長谷川空手スクールで指導してくださった先生方や先輩たちを思ったとき、大学の試合では負けられないと思い臨んだ。連覇を目指して精進したい」と述べた。
第17回世界空手道選手権大会団体形優勝の大木は「帝京大の5連覇を阻止し、優勝できて嬉しい。高校1年生のときから長谷川空手スクールで、先輩二人と団体形の練習をしていたので、今大会初出場でも優勝を信じて戦うことができた。これからも練習を積み連覇できるように頑張りたい」と語った。
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