第79回全日本男子ホッケー選手権大会2日目
〜 山学大 立命館大に2対2 プール優勝に望み繋ぐ 〜
日本ホッケー協会は11月21日、山梨県の山梨学院ホッケースタジアムで第79回全日本男子ホッケー選手権大会2日目4試合を行った。山梨学院大学(学生4位)は、Aプール第2試合目に立命館大学(学生1位)と対戦した。前半22分、立命館に先制点を奪われたが、3分後にペナルティーコーナーから16番 三澤孝康(1年・横田)が、ヒットシュートを決め同点とした。後半1対2と再びリードされた試合終了残り4分、ペナルティーストロークを得た4番 久保宏行(2年・伊吹)が、冷静に決め2対2で引き分け、勝ち点2でプール優勝に望を繋いだ。
山梨学院は、立命館を相手に試合開始から積極的に攻撃を仕掛けるが、立命館の堅守に阻まれ均衡を破れない。前半22分、立命館にペナルティーコーナーを与え、2番 百成俊博にプッシュシュートを決められ先制された。その3分後ペナルティーコーナーから16番 三澤が、ヒットシュートを決め1対1の同点とした。
後半5分、立命館の11番 小島達也にドリブルで突破され、1対2と再びリードされたが、試合終了の残り4分、5番 塩川一希(2年・伊吹)がシューティングサークル内で相手の反則をさそい、ペナルティーストロークを得た。これを4番 久保が冷静に決め2対2とした。
山梨学院は、試合終了のホーンと同時にペナルティーコーナーを与え、さらにシューティングサークル内で反則を犯し、ペナルティーストロークを献上した。これを、1番 ゴールキーパー木塚友博(4年・玄海)がファインセーブし引き分け、勝ち点2でプール優勝に望を繋いだ。
主将の
大江望
は「先制されたが、3分後にペナルティーコーナーから三澤が、ヒットシュートを決め、同点にしてくれたのが大きかった。うちが学生チャンピョンと引き分け、このプールが混戦となり試合が面白くなった。今のチームに、手ごたえを感じている。明日の京都クラブ戦では、できるだけ得点を取り、上を目指したい」と述べた。
寺本祐治監督
は「うちは攻め倦んで、攻め倦んでの2点。立命館はチャンスを確実にものにしての2点。その差があるものの、6月の王座決定戦で1対3と惨敗した立命館に、互角に戦えたのは自信になる。それにしても、絶体絶命と思われたペナルティーストロークをゴールキーパー木塚が好セーブしてくれた。明日の京都クラブ戦で、プール順位が決まる。諦めないで、京都に5点以上の差で勝てば、プール1位も夢ではない」と語った。
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☆Aプール勝ち点(総得点)
1位 立命館大学 4点(6点)、小矢部RED OX 4点(6点)、3位 山梨学院大学 2点(3点)、4位 京都クラブ 0点(0点)