第79回全日本男子ホッケー選手権大会3日目
山学大 久保 4連続得点 京都破りAプール2位
〜 3位決定戦へ 明日 天理大と対戦 〜
日本ホッケー協会は11月22日、山梨県の山梨学院ホッケースタジアムで第79回全日本男子ホッケー選手権大会3日目4試合を行った。山梨学院大学(学生4位)は、Aプール第1試合目に京都クラブ(社会人3位)と対戦した。前半18分、18番 中里純一(4年・飯能)が先制点をゴールに押し込んだが、後半終了間際の30分、32分に相手にゴールを奪われ1対2と逆転された。しかし、後半に入り4番 久保宏行(2年・伊吹)が、2分、7分、12分、19分と、この試合連続4得点という猛打で、5対2とし試合を決めた。京都を6対3で破りAプール2位となり、明日の3位決定戦で天理大学と対戦する。
山梨学院は前半18分、11番 原山尊吉(1年・小国)のパスを、ゴール前で待ち構えていた18番中里純一(4年・飯能)がシュートし、先制点をゴールに押し込んだ。しかし、後半終了間際の30分に山内秀文、32分に竹村一宏にゴールを奪われ、1対2と逆転され前半を終了した。
後半に入り、山梨学院は2分と7分にペナルティーコーナーから4番 久保宏行(2年・伊吹)が、プッシュシュートで2得点を奪い3対2と逆転した。4番 久保は12分に18番 中里のドリブルからのパスを決め、19分にもサークル左の角度のない所から、この試合連続4得点となる鋭いシュートを決め5対2とした。その4分後、ペナルティーコーナーから10番 中別府光太に得点され5対3とされた。終了2分前、3番 朱光珍(1年・大元)のパスを7番 藤井辰憲(2年・可児工業)が押し込み6対3とした。
主将の大江望
は「ミーティングで、6点差で決勝進出を目指そうと話し合い試合に臨んだ。前半は、6点取らなければと気負いが出てしまった。監督から焦らずに1点1点取ればいいといわれ、チームに何時ものリズムが戻り、久保の連続4得点で勝負を決めた。目標は優勝だったので残念だが、全日本初陣で3位決定戦に臨めるのは嬉しい。後輩に繋げるためにも、部の歴史を繋げるためにも、13年間のホッケー人生最後の試合、明日の70分間は、全身全霊を出し切って戦い抜きたい」と述べた。
寺本祐治監督
は「前半に相手の体力を奪って、後半一気に攻めようと思っていた。うちが攻めて相手が凌ぐ攻防を突いて、前半18分に1点を奪い、前半の終了5分間を耐えることができずに立て続けに2得点された。選手の若さが出た。しかし、後半は5対1と自分たちのホッケーができた。明日は、積極的に粘り強く、良い形でボールを奪って攻めて、全日本学生選手権で0対1と負けている天理大学にリベンジしたい」と語った。
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☆ Aプール順位 ☆
1位 立命館大学、2位 山梨学院大学、3位 小矢部RED OX、4位 京都クラブ