山梨学院大学陸上競技部は12月9日早朝、甲府市内の緑ヶ丘体育館前で箱根駅伝エントリー選手16名の発表を行った。上田誠仁監督、飯島理彰コーチが見守るなか、辻大和(3年・鹿児島実業)主務から箱根駅伝エントリー選手が一人一人読み上げられた。上田監督から主将・向井良人(4年・鹿児島商)に伝統の襷が手渡された。
山梨学院のエントリー選手は、主将・向井、森本直人(4年・報徳学園)、片貝勝浩(4年・東農大二) 、梅本雅哉(4年・矢板中央)、親崎慎吾(4年・相洋)、前岡優(4年・西条農)、柳一哉(4年・光)
、荒木宏太(3年・鎮西) 、大越直哉(3年・高田) 、小山祐太(3年・佐久長聖)、鍋谷紀之(3年・奈良育英) 、飯塚伸彦(2年・東農大二)、成瀬純也(1年・中津商)、松村康平(1年・清風)、メクボ・ジョブ・モグス(1年・山梨学院)、山本真也(1年・報徳学園)の16名。
監督と選手らは、山梨学院創立60周年記念事業で、1992年・1994年(大会新記録)・1995年の3度の優勝の業績を称え、箱根駅伝初出場(1987年 第63回)のときのアンカーを務めた漫画家の高橋しん先生の原画で制作した『襷の伝説』の前に集合した。
上田監督は「今日の午後に、関東陸連にエントリー選手16名を届ける。今大会は山梨学院連続20回目という節目に当たる。この『襷の伝説』は、私たちの心の原点。ここを出発点に、気を引き締めて戦いたい」と述べた。
向井主将は「箱根駅伝エントリーに選ばれたものは、選ばれなかったメンバーに感謝の気持ちを持ちチームのために走ってもらいたい。選ばれなかったものは、チームのために気持ちを切り替えて尽力してほしい。とにかく全員一丸となって箱根駅伝を戦いたい」と述べた。
エントリーメンバーは12月29日に、16名から14名にしぼり、1区から10区と補欠4名をエントリーし、東京の関東学生陸上競技連盟事務所に区間エントリーメンバーを届けることになっている。
エントリーメンバー
アルバムはこちら
|