関東大学ラグビーリーグ戦1部2部入替戦
山学大 10番・古屋 PG先取
〜 ロスタイム残り1分 逆転トライ許す 〜
関東ラグビーフットボール協会は12月11日、埼玉・熊谷ラグビー場で関東大学ラグビーリーグ戦1部2部入替戦の2試合を行った。山梨学院大学(2部2位)対中央大学(1部7位)戦は、前半0対0、後半3分山梨学院の10番SO・古屋孝広(2年・甲府工業)のペナルティーゴールで、山梨学院が3点先取した。波に乗る山梨学院は25分、5番LO・志村直哉(4年・桂)が右中間にトライ。10番SO・古屋のゴールキックも決まり10対0とした。30分山梨学院はモールで押し込まれトライされ、ゴールキックも決められ10対7。さらに、ロスタイム残り1分に、逆転のトライを許し10対14で敗れ、3季ぶりの1部復帰はならなかった。立正大学(1部8位)と拓植大学(2部1位)は31対17で立正大が勝ち残留を決めた。
山梨学院は前半、風下に立ちながら再三敵陣深く攻めたが、得点につながらず0対0とした。
後半3分、敵陣22メートル右中間で中大のオーバーザトップの反則を誘い、ペナルティーキックを選択し、10番SO・古屋がペナルティーゴールを決め3点先取した。
波に乗る山梨学院は25分敵陣ゴール前右中間ラックを連取して、5番LO・志村が右中間にトライ、10番SO・古屋のゴールキックも決まり10対0とした。
30分山梨学院は、中大にモールで押し込まれトライとゴールキックを決められ10対7。さらに、ロスタイム残り1分、逆転のトライとゴールキックを許し10対14とされた。
キャプテンの山本貴治(4年・四日市農芸)は「後輩に、1部昇格の置き土産をしたかったが残念無念。ロスタイムの、反則が全て。全員落ち着いていけばよかったが、最後につめられずに、14番にサイドを走られ遣られた。最後の詰めの甘さを、来年に活かしてくれれば、山学は必ず強くなるはず」と述べた。
吉田浩二監督は「本当に良いチームだったが、ちょっとしたことで最後の最後に逆転された。前半風下で、良く攻めたが点が取れなかった。後半、点が欲しかったので、ペナルティーゴールを選択し3得点し、リズムができ、25分にトライとゴールキックで10対0と、作戦どおりに試合が進んだ。しかし、30分キックオフミスで相手に持っていかれ10対7とされが、まだ勝機はあった。しかし、ロスタイムの残り1分、勝ちを意識したところで隙ができ逆転された。伝統校の怖さ。ヴァンフォーレ甲府の、J1昇格に続きたかった」と語った。
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