第56回、女子第17回、全国高校駅伝競走大会開会式
山梨代表 山学と韮崎ペアーで15番目入場行進
〜 両主将 山梨代表として粘り強い走り 誓う 〜
日本陸上競技連盟、全国高等学校体育連盟、毎日新聞社などは12月25日、京都府の京都市体育館で男子第56回、男子女子第17回、全国高校駅伝競走大会開会式を行った。選手入場では、前年優勝校の男子・仙台育英学園高等学校、女子・諫早高等学校が入場のあと、全国47都道府県の代表が優勝校を除き男女ペアーで入場した。山梨県代表は15番目に、山梨学院大学附属高等学校の星健太主将と韮崎高等学校の飯野摩耶主将がエントリー選手とともに胸を張って力強く入場行進を行った。国旗並びに日本陸連旗、高体連旗、毎日新聞社旗などが掲揚されると、前年優勝校の女子・諫早高等学校、男子・仙台育英学園高等学校から、全国高体連会長杯、優勝旗などが返還された。全国高等学校体育連盟天沼照夫会長は「都大路で行われる高校駅伝は、師走に相応しい風物詩として、全国の皆さんが楽しみにしている大会であります。また、高校駅伝は記憶に残る数々の感動的なドラマを繰り広げ、多くのファンを魅了してまいりました。この大会は、日本はもとより世界の陸上競技の中長距離界で活躍する多くの選手を輩出しております。明日の陸上界を担うアスリートとして、高校生らしい健やかで爽やかな走りで、今年も新たな歴史を刻むドラマが展開されることを期待します」と挨拶。選手宣誓を、前年優勝校の女子・諫早高等学校の太田有希主将が「選手一同は、これまで支えて下さった皆さんへの感謝の気持ちと、これまで一緒に頑張ってきた仲間と交わした誓いを一本の襷に託し、未来を担う若者として力強く、熱く走ることを誓います」と、爽やかに宣誓した。20年連続出場の大牟田高等学校(男子)、10年連続出場の出雲工業高等学校(男子)、山形城北高等学校(女子)、神村学園高等部(女子)が表彰された。韮崎の飯野主将は「私が1区で流れをつくり、2区・3区・4区・5区で粘り強い走りをし、山梨県代表として精一杯頑張りたい」と述べた。山学の星主将は「1区のオンディバ・コスマスがトップ集団で来ると思うので、2区以降の選手が粘り強い走りで、順位はともかくとして2時間7分51秒という目標タイムを目指して山梨県代表として最善を尽くしたい」と述べた。大会は明日、女子10時20分、男子12時30分スタートで、西京極陸上競技場を発着点とする女子5区間(21.0975キロ)、男子7区間(42.195キロ)で行われる。
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