学校法人山梨学院(古屋忠彦理事長)は3月27日、同大で山梨学院60周年記念館サザンタワーの竣工式を行った。関係者約100名が参列して、祝詞奏上や玉串奉奠の神事が行われた。直会で古屋理事長は「サザンタワーは、60年の歴史を受け止めながら、新たな出発を想起させるキャンパスのゲートとなる。山梨学院の高等教育の礎となった短期大学か使用するのが一番相応しい。山梨学院の新しい文化の発信基地としてキラキラ輝いてもらいたい」と挨拶した。
サザンタワーは、鉄筋コンクリート一部鉄骨造の地下1階地上6階建てで、短期大学の講義室・研究室・会議室・事務室などに利用される。地下1階は機械室、1階は事務室・学長室等、2階は教養室・事務資料室・非常勤講師控室等、3階は大講義室・メディアルーム等、4階は中講義室・研究室・演習室、5階は研究実習室・研究室、6階は専攻科学習室・社会体験講座室・会議室等の仕様となっている。延べ面積は4,125平方メートル。高さ24.5メートルのキャンパスの南に位置する建物。6階屋根のトップライトから降り注ぐ太陽の光を3階の床に反射させ、5階の天井に10月4日「木犀の会」と3月10日「巣立ちの時」の正午に、山梨学院の発展と学生の輝かしい未来を祈念して、光の虹が天井に現れる工夫が凝らされている。
川手千興法人本部事務局長は取材陣に「山梨学院は、学問・文化・スポーツの知的な探求の場として、キャンパスを開放してきた。このサザンタワーも地域に慕われる存在になってもらいたい」と語った。
アルバム/竣工式・直会
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