平成18年度春季関東学生ホッケーリーグ(男子1部)
山梨学院4対1で早稲田を破る
〜 今シーズンの初戦 白星で飾る 〜
 

関東学生ホッケー連盟は4月9日、神奈川県の慶應義塾大学日吉グラウンドで平成18年度春季関東学生ホッケーリーグ(男子1部)を開幕した。Bプールの山梨学院大学は初戦を、早稲田大学と対戦し、4対1で早稲田を破り、今シーズンの初戦を白星で飾った。
山梨学院は試合開始1分、早稲田にヒットシュートを決められ先取された。早稲田の堅い守りに阻まれ得点できない。30分に17番・平田芳光(4年・須知)のサークルトップからのフリーヒットを10番・村上宜優(2年・石動)がタッチシュートを決め前半を1対1の同点とした。
後半、5分ペナルティーコーナーからの球をキャプテン2番・藤巻穀史がハイプッシュでゴール右隅に決め逆転、これでリズムに乗り12分に8番・原山尊吉(2年・小国)がドリブルでサークル内に持ち込みシュート。このこぼれ球を14番・藤井辰憲(3年・可児工業)が押し込み3対1とした。さらに試合終了間際に8番・原山のシュートのリバウンドを20番・松村和樹(1年・沼宮内)がゴールに押し込み4対1とした。
藤巻キャプテンは「結果的に、初戦を白星で飾れたので良かった。初戦の緊張感からか出足が悪かった。今後はアップから気持ちをいれてゲームに臨みたい。そして優勝を狙いたい」と述べた。
寺本祐治監督は「日本代表と練習試合をして、今はペースを崩されチームの調子が最悪の状態。そのうえ公式戦、初試合でルーキーのデビュー戦ということもあり、前半チームは何時に無く緊張していた。しかし、後半は本来のリズムが出てきて、3得点をあげ安心した。関東学生ホッケーリーグで上手く調子に乗り、日本リーグで上位を目指すチームにしたい」と語った。
山梨学院大学(秋季・3位)のBプールは、法政大学(秋季・準優勝)、早稲田大学(秋季・6位)、東京大学(秋季・7位)の4校、Aプールは東京農業大学(秋季・優勝)、慶應義塾大学(秋季・4位)、明治大学(秋季・5位)、駿河台大学(秋季・1部昇格)の4校となっている。試合は、プール総当りで、AプールとBプールの1位・2位の襷掛けで準決勝、3位・4位の襷掛けで5―8位決定戦を行う。なお、順位決定予戦は5月21日、順位決定戦は6月11日に慶應義塾大学日吉グラウンドで行われる予定。
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