関東学生ホッケー連盟は4月16日、山梨県の山梨学院ホッケースタジアムで平成18年度春季関東学生ホッケーリーグ(女子1部)を開幕した。Aプールの山梨学院大学は初戦を、東海大学と対戦し13番・金善玉(2年・松谷女子)が4得点挙げ11対0で破り、今シーズンの初戦を白星で飾るとともに連勝記録を135と伸ばした。
山梨学院は試合開始4分、ペナルティーコーナーからの球を18番・飯野綾香(2年・巨摩)がスイープシュートを決め先取点を奪った。5分には12番・中島由喜(4年・岐阜総合学園)が左から持ち込みシュートを決め2対0。6分には、20番・栗本唯(2年・岐阜総合学園)からのセンターリングを23番・神内友希(2年・進徳女子)がタッチシュートで決め3対0とした。12分には、13番・金が右からドリブルで持ち込みリバースシュートを決め4対0。19分には、30番佐藤雅子(1年・八頭)のシュートのリバウンドを24番・小山三都子(2年・飯野)がリバースプッシュで決め5対0とし前半を終了した。
後半に開始24秒、19番・大内美希(2年・築館女子)のシュートのリバウンドを23番・神内が押し込み6対0。後半5分には、ペナルティーコーナーからの球を19番・大内がヒットシュートで決めると、13番・金が10分にはドリブルで持ち込みプッシュシュート、13分にはリバースシュートを決め9対0とした。後半27分に13番・金からのパスを6番・山下理恵(4年・京都府商業)がスイープシュートを決め10対0。後半残り1分19番・大内からのパスを13番・金がヒットシュートで決め11対0で圧勝した。
監督がワールドカップ予選で不在のため、監督代行を務めた岩出美幸(4年・今市)さんは「前半の立ち上がりは、選手の足が動かなかった。しかし、4分・5分・6分と得点しリズムに乗って会心の攻めを見せた。これで、会心のゲームができると思ったが、途中で足が止まる場面があり持続できなかった。後半、6得点挙げワンサイドになり、得点を決められるチャンスはあったが、決定力に欠けた。ベンチから的確に指示を伝えられていたら、このようなことは無かったと思う。監督は難しいですね」と、謙虚に初采配を振り返った。
山梨学院大学(秋季・優勝)のAプールは、法政大学(秋季・4位)、早稲田大学(秋季・5位)、東海大学(秋季・1部昇格)の4校、Bプールは駿河台大学(秋季・準優勝)、東京農業大学(秋季・3位)、慶應義塾大学(秋季・6位)、成城大学(秋季・7位)の4校となっている。試合は、プール総当りで、AプールとBプールの1位・2位の襷掛けで準決勝、3位・4位の襷掛けで5―8位決定戦を行う。なお、順位決定予戦は5月5日慶應義塾大学日吉グラウンド(神奈川県)で、順位決定戦は6月4日に阿須グラウンド(埼玉)で行われる予定。
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