高円宮牌2006男子ホッケー日本リーグ開幕
山梨学院大学 初参戦白星 好発進
〜久保 初参戦、初得点、初白星、歴史に残るゴール 〜
日本ホッケー協会は4月29日、山梨学院大学ホッケースタジアム(山梨県)と親里ホッケー場(奈良県)で高円宮牌2006男子ホッケー日本リーグを開幕した。山梨学院大学ホッケースタジアム第2試合に登場した初参戦の山梨学院大学OCTOBER EAGLESは、昨年3位の東京農業大学と対戦し4−1で快勝し好発進した。
山梨学院大学OCTOBER EAGLESは、試合開始4分にペナルティー・コーナーからチャンスをつくり、相手ゴールキーパーのリバウンドを4番・FWの久保宏行(3年・伊吹)がダイレクトシュートで決め先制点を挙げた。これで勢いに乗った山梨学院は、11分に再び4番・久保が相手ゴールキーパーとの競り合いから押し込み2対0。25分には相手のミスから3番・FWの朱光珍(2年・大元)が、ドリブルで持ち込みリバースシュートを決め前半を3−0とした。
後半、3分にロングパスを受けた3番・朱が、ゴール前まで持ち込んだボールを、10番・FWの村上宜優(2年・石動)が、タッチシュートで決め4対0とした。21分、東農に1点を奪われたが、1対1で終了した。山梨学院は、初参戦ながら前半を3−0、後半1対1の4対1で勝利し、勝ち点3と好発進した。
この日2得点を挙げた4番・FWの
久保宏行
(3年・伊吹)は「初参戦、初白星、初得点、歴史に残るゴールを、フォアードとして狙っていた。皆でつないで、もぎ取った歴史的ゴール、とても嬉しい」と語った。
キャプテンの
藤巻毅史
(4年・白根)は「皆で盛り上げて、初戦を白星で飾れて良かった。前半からチームに勢いがあった。自分達のプレーの堅く守ってからの攻撃で日本リーグを戦って行きたい」と述べた。
寺本祐治監督
は「チームのモットー『堅守、速攻』、その言葉どおりの試合ができた。チームは、この日本リーグに合わせて、関東学生ホッケーリーグ戦は我慢して戦ってきた。その結果、初参戦というプレッシャーを跳ね除けて、自分達を見失わずに試合ができた。これからも安定したチームづくりで、経験豊富な社会人チームに一戦一戦、挑んでいきたい」と語った。
出場チームは、昨年の1位・名古屋フラーテルホッケーチーム、2位・天理大学、3位・東京農業大学、4位・飯能市ホッケークラブ、5位・Selrio島根にチーム、6位・小矢部RED OX、7位・立命館大学、8位・法政大学、初参戦の山梨学院OCTOBER EAGLESの9チーム。
高円宮牌2006年男子ホッケー日本リーグは、9チームの2回総当りで、7月9日まで行われ、真の日本一を決定する。
アルバムはこちら