山梨学院和戸サッカー場 オープニングセレモニー
全国初の新感覚人工芝サッカー場完成
〜 高木監督の始球式により紅白戦 〜

 

山梨学院大学附属高等学校(古屋忠彦校長)は5月8日、甲府市和戸町で山梨学院和戸サッカー場オープニングセレモニーを行った。関係者約150名が参列して、神事が行われた。
オープニングセレモニーで古屋校長は「山梨学院創立60周年、高校は50周年というエポックメーキングな年に、全国初の新感覚人工芝の山梨学院和戸サッカー場がオープンする。また、サッカー部は本年度から高校の9番目の強化指定クラブとなった。1年生主体のチームだが、ステータスや信頼を勝ち取ってもらいたい。このサッカー場は、地域にも開放していきたい」と挨拶した。
来賓の山梨県教育委員会スポーツ健康課 今井三千雄課長は「山梨学院は、スポーツ振興を掲げ、JOCスポーツ賞『トップアスリート サポート賞』を受賞するなど、スポーツ育成の権威者であります。ここに国内トップの最新施設ができあがり、ますますスポーツ振興の拠点として充実を図られました。これを機会に、山梨県のサッカー振興にも貢献してもらいたい」と挨拶。
横森巧総監督は「ハイスクール スポーツの指定を受け、天然芝に近いピッチのサッカー場を完成してもらい関係各位に感謝している。生徒も嬉々として練習している。生き甲斐と情熱をもって指導に当たり、生徒にはサッカーを通じて人間性と創造性を培ってもらいたい。また、地域に愛されるサッカー部をつくり、そして日本一に向かって挑戦してゆきたい」と挨拶した。 
高木理己監督から28名の選手が紹介され、高木監督の始球式により紅白戦が行われた。
大谷真矢主将は「興奮を感じて、このピッチに立った。選手は、勝つことに貪欲になり、全国制覇を目指している。皆さんの応援宜しくお願いします」と決意を述べた。
高木監督は「選手はピッチに立ったら、常に勝つことが責任だと思う。勉強で赤点は許せない。厳しい目で見ていただきたい。一日でも早く国立競技場の電光掲示板に山梨学院の名前を表示したい」と語った。
サッカー場は、総面積約16000平方メートル。サッカーグラウンド約9700平方メートル、フットサル場約1300平方メートル。クラブハウスは、シャワー室、更衣室などを完備。ピッチは、アストロピッチ(新感覚人工芝)と呼ぶ構造で、競技者の足と腰への負担を軽減するために、人工芝とアスファルトの間にアンダーパット・玉砂利・砂などが敷かれる工法で、国内初の採用となった。
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