2006年 東日本学生レスリングリーグ戦(1部)
山梨学院 Aグループ3位
〜優勝決定戦 日大と日体大が全勝激突〜

 

東日本学生レスリング連盟は5月11日、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で2006年 東日本学生レスリングリーグ戦グループ順位決定を行った。
3度目の優勝を目指したAグループの山梨学院は、5回戦 日大2対5、6回戦 拓大3対4、7回戦 中大7対0で、通算成績5勝2敗とし優勝決定戦への進出を逃した。
Aグループの順位は1位 日大(7勝)、2位 拓大(6勝1敗)、3位 山梨学院(5勝2敗)、4位 明大(4勝3敗)、5位 大東大(3勝4敗)、6位 中大(2勝5敗)、7位 神奈川大(1勝6敗)、8位 法大(7敗)。
Bグループは、1位 日体大(7勝)、2位 早大(6勝1敗)、3位 専大(5勝2敗)、4位 国士大(3勝4敗・勝数)、5位 青山学院大(3勝4敗)、6位 東洋大(2勝5敗・勝数)、7位 群馬大(2勝5敗)、8位 東農大(7敗)となった。
優勝決定戦(22日)は、Aグループ1位の日大と、Bグループ1位の日体大が全勝激突する。

2回戦の明大戦がデビュー戦となった森川一樹(1年・霞ヶ浦)は「東日本学生レスリングリーグ戦は、会場が応援で過熱していてビックリした。初戦の前半は、緊張で体が思うように動かなかった。それ以後は、独特の雰囲気にも慣れ、自分のリズムで戦え、チームにも貢献できたと思う。(この大会を振り返って)緊張さえなければ、負けないという自信がついた。学生大会では、全て白星を目標に頑張りたい」と述べた。
関口祐樹(4年・霞ヶ浦)主将は「上位校との差はないと思う。1ポイントずつ取れる力と、1ポイントを守れる力をつけて、来年は優勝してもらいたい。これからまだ、王座決定戦、内閣総理大臣杯があるのでチーム一丸となって優勝を目指したい」と述べた。
高田裕司監督は「一歩足りなかった。内容は少しずつ良くなっている。上位6校の力の差は、勝敗数の差ほどない。昨年のルール改正のポイントルールは、多少の力の差では勝てない。見ていて楽しいが、監督には厳しい。改正ルールと合間って、完全に戦国時代へと突入した。こうした中でも、勝てるチーム力を練習で培って行く。うちは1年・2年・3年生と、年々戦力が充実してきている。来年はチャンス、再来年は更にチャンス」と語った。

5回戦 日本大戦(2対5)
関口祐樹(4年・霞ヶ浦)勝ち、大澤茂樹(2年・霞ヶ浦)勝ち、岩井康輔(4年・網野)負け、井上真彰(4年・岐阜工)負け、中野大樹(4年・霞ヶ浦)負け、木暮僚太(2年・霞ヶ浦)負け、ムジコフ・ボリス(1年・ロシア) )負け
6回戦 拓大戦(4対3)
関口祐樹(4年・霞ヶ浦)負け、佐藤優(4年・盛岡工)勝ち、大澤茂樹(2年・霞ヶ浦)負け、井上真彰(4年・岐阜工)負け、中野大樹(4年・霞ヶ浦)勝ち、木暮僚太(2年・霞ヶ浦)負け、ムジコフ・ボリス(1年・ロシア) )勝ち
7回戦 中大戦(7対0)
池田正徳(2年・日野)負け、大澤茂樹(2年・霞ヶ浦)勝ち、森川一樹(1年・霞ヶ浦)勝ち、奈良部嘉明(2年・霞ヶ浦)勝ち、三井克彦(3年・関宿)勝ち、山本雄資(2年・多度津工)勝ち、ムジコフ・ボリス(1年・ロシア) )勝ち
年・霞ヶ浦)勝ち、吉田充(2年・栗東)勝ち、秋山智史(3年・飛龍)勝ち