山梨学院大学附属高等学校(古屋忠彦校長)は6月8日、甲府市の同校中庭で山梨学院創立60周年と高校50周年、中高一貫としての中学校10周年を祝い式典を行った。高校生徒会長の羽中田佳さんは「『勇往邁進』を、全校生徒が改めて強く思い、モニュメントや記念植樹を、新たな本校のシンボルとし、勉強・スポーツ・文化活動を通して、今日からの歴史のページを共に築いていきます」と誓った。
式典は、中高生約1200名、来賓・教職員約100名が参加して行われた。古屋校長は「この節目の年に、記念植樹に全国に分布しているケヤキを選びました。ケヤキが、学園と共に歩み、健やかに永遠の命を語り継ぐシンボルツリーとしました。また、本校のハイスクールスポーツの輝かしい実績を讃えるとともに更なる活躍を祈念して、モニュメント『栄光の扉』を建立しました」と挨拶した。
モニュメント『栄光の扉』には、甲子園に出場した野球部、山梨県高校総体女子団体優勝、都大路出場の男女の駅伝部、牧野塁・五島裕二・伊藤彰・苫米地鉄人・玉山健太・大島崇行・明石健志のプロ野球選手、スキーフリースタイルの逸見佳代選手、水泳の萩原智子・長田友喜子・飯窪麻来選手、スケートショートトラックの吉澤純平・伊藤潤二選手、トライアスロンの名取仁美選手、空手の片田貴士選手が刻まれている。
記念の歌で、合唱部の中・高生28名が「vivala musica」と「賛美歌106番」を合唱し、また、記念演奏で高校吹奏楽部の54名が「セドナ」「マーチ エイプリル・メイ」を演奏し、式典に花を添えた。
なお、古屋校長から生徒に、記念品として創立60周年を記念して制定された山梨学院統一マスコット『アルティ&ベッキー』が贈られた。
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