第25回全日本大学ホッケー王座決定戦第2日
~ 山学 男子・早大、女子・慶大に勝ち準々決勝へ ~

 

日本学生ホッケー連盟は6月23日、奈良県・親里ホッケー場で第25回全日本大学ホッケー王座決定戦第2日(2回戦)を行った。山梨学院大学は男女ともに2回戦から出場し、男子は早稲田大学と対戦し3対1、女子は慶應義塾大学と対戦し16対0で勝ち、それぞれ準々決勝に駒を進めた。明日、男子は法政大学と、女子は天理大学と準決勝進出をかけて戦う。
早稲田大学と対戦した男子は、前半0対0で折り返し、後半6分ペナルティーコーナーから相手10番・安井祐樹に先取点を奪われた。後半13分と18分にペナルティーコーナーから2番・藤巻毅史主将(4年・白根)がたてつづけにゴールを決め2対1と逆転した。後半22分 4番・久保宏行(3年・伊吹)がペナルティーコーナーから得点し3対1とし試合を決めた。
藤巻毅史主将は「内容的には、自分たちのホッケーができなかった。結果的には勝てたので良かったと思う。今大会の目標としている優勝に向かって、1戦1戦を思い切って自分たちのやれることをやれば、自ずと優勝が見えてくると思う」と述べた。
寺本祐治監督は「とにかく、前半シュート一本と攻めあぐんだ。後半、ペナルティーコーナーから失点し先取点を許したが、ペナルティーコーナーから得点して硬さが取れ勝つことができた。1戦目は、ホッケー場や大会のムードに慣れるまでが苦戦する。目標は優勝。明日は準々決勝で、法政と天理の勝者と戦う。徐々にペースを上げていけば良い」と、語った。
慶応大学と対戦した女子は、前半8分に徳島葵(1年・京都すばる)が得点するとリズムに乗り、前半7対0、後半9対0と得点ラッシュして16対0と完勝した。4番・村上藍(4年・石動)と9番・中島史恵(2年・岐阜総合)は5得点ずつあげ、二人で10得点と気を吐いた。
岩出美幸主将(4年・今市)は「1点目を奪うと、リズムに乗り上手く戦えた。後半もリズムを崩すことなく戦えたので良かったと思う。優勝を目指して、一人一人が自分のプレーを出し切り戦って行きたい。明日の天理戦は一人一人が積極的にプレーすることに心掛けたい」と述べた。
女子の監督を務めたジョン・シアンコーチは「得点が示すように、今日の選手には個人個人の動きに切れがあった。チームの目標は優勝。トーナメントなので一戦一戦、勝つホッケーを展開したい。明日は、ガッチリした守備から積極的に攻め込みたい。セットプレーを確実にし、決定力をあげることに心掛けたい」と語った。

アルバム|男子女子