第88回全国高等学校野球選手権山梨大会8日目準々決勝
〜 山学 4点の先取点守れずベスト8 〜

 

山梨県高等学校野球連盟(萩原彰会長)は7月20日、甲府市の小瀬球場、緑が丘球場で、第88回全国高等学校野球選手権山梨大会8日目準々決勝4試合を行った。昨年準優勝の山梨学院大学附属高校は、小瀬球場の第2試合目で甲府商業高校と対戦し、4対11(8回コールド)で負けベスト8となった。山学は、2回表に7番エース・浅川英大(3年・須玉)の適時二塁打、1番主将・柴田將来(3・甲西)の2点適時打などで4対0としたが、リードを守れずベスト8となった。柴田主将は「チャンスを活かしきれなかった。競り合いで商業のほうが勝っていた。1、2年生は力があるので、甲子園を目指し頑張ってもらいたい」と胸を張って球場を後にした。
山学は2回表、4番・高橋將(3年・小金井)が四球で出塁。5番・飯島亮(2年・山梨北)の送りバントで二塁に進塁。二死後、7番エース・浅川が中越え二塁適時打で1対0と先取点を挙げた。続く、8番・伊藤吉人(3年・須玉)の左前安打で一、三塁。9番・千頭和洋平(3年・身延)の2−1からワイルドピッチで浅川が生還して2対0。伊藤は三塁に進塁。千頭和が四球を選び一、三塁
。1番主将・柴田の左中間を破る2点適時打で4対0とリードした。
6対4と逆転された7回の表、一死後8番・伊藤が三塁への強襲安打で出塁し、パスボールで二塁へ進塁。9番・千頭和が四球を選んで一、二塁。1番主将・柴田の二塁ゴロで千頭和がホースアウトで、二死一、三塁。2番・根津和希(2年・甲府東)が四球を選び満塁としたが、後続が打ち取られ好機を逃した。
投げては、エース・浅川、横山諒大(2年・狛江第一)、飯島亮(2年・山梨北)と継投したが、17安打を浴び4対11の8回コールドで敗れた。
田中信幸監督は「完敗です。チャンスを活かしきれなかった。相手投手の配球は読みきっていたが、打ち損じ攻略できなかった。選手は良く頑張ってくれた」と語った。
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