関甲新学生野球連盟は9月9日・10日・11日、栃木県の小山市運動公園野球場で平成18年度関甲新秋季1部リーグ第2節を行った。第2節が初戦となる山梨学院大学は、作新学院大学と対戦し、2勝1敗で勝ち越した。山学大は、初戦をエースの斎藤勝(4年・山梨学院附)が先発したものの途中降板し7対9で負けた。2戦目は雨宮敬(1年・山梨学院附)が完投で7対2とタイブレークに持ち込んだ。3戦目は先発・雨宮、リリーフ・斎藤のリレーで10対2とし勝ち点1を挙げた。
エース・斎藤勝(4年・山梨学院附)は「初戦、最後のシーズンということを意識し過ぎて、ガチガチになり力み過ぎた。第3戦目は、投球を楽しもうと臨み、緊張せずに楽しく投球できた。4年生で、この秋が最後となるので、皆で神宮出場を目指して、死ぬ気で戦いたい」と、闘志を燃やしていた。
キャプテン川口寛人(3年・大月短大附)は「春は、小さなミスから点を取られ負けた。秋は、小さなミスをなくし、初回から野手が点を取り、投手を楽に投げさせられるように心掛けたい。このリーグ戦で優勝し神宮を目指したい」と、気を引き締めていた。
伊藤彰コーチは「練習の終わった後などに、選手間で『神宮』というキーワードが出るようになった。今シーズンは、パフォーマンスでなく、その言葉に選手の力強さを感じる。こうした中で、自分たちが何をしなければならないかを見つけ、テーマを持って調整してきた。投手や野手が噛み合えば、戦力の充実、気力の充実が図れ、上位3校から勝ち点を取ることが可能となる。野球部関係者が一丸となって、この一つのテーマに向かってチャレンジしていきたい」と、述べた。
米田俊次監督は「これまで、選手育成に励んできた。ここに来て、斎藤・雨宮という頼もしい二枚看板ができた。それに、三番手・四番手の投手も順調に成長している。初戦で斎藤が、緊張のあまりか投球フォームを崩し心配したが、3戦目にはしっかり自分を取り戻してくれた。打撃陣も順調にきている。これでチームもリズムに乗れると思う。この秋には、専用野球場が完成する。この秋のリーグを野球部全員の力で制し、神宮で戦う練習をホーム球場でできるようにしたい」と、語った。
山梨学院大の試合日程は、第3節『上武大学』戦 9月16日(土)午前9時、17日(日)午後2時 上武大学野球場。第4節『白鴎大学』戦 9月23日(土) 午後0時30分、9月24 日(日)午前10時 上武大学野球場。第6節『常磐大学』戦 10月7日(土)正午、10月8日(日) 午前9時30分 常磐大学野球場。第7節『平成国際大学』戦 10月14日(土) 正午、10月15日(日) 午前9時30分 山梨学院大学野球場。
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