第85回全国高校サッカー選手権山梨県大会(開幕)
山梨学院 北杜に2対0で1回戦突破
〜 FW・五味が20mのミドルシュートで先取点 〜

 

山梨県サッカー協会、山梨県高等学校体育連盟、YBS山梨放送は10月14日、山梨学院サッカー場、甲府東高校、城西高校で第85回全国高校サッカー選手権山梨県大会を開幕し、1回戦5試合、2回戦4試合を行った。山梨学院附属高校は、第1回戦を山梨学院サッカー場で北杜高校と対戦した。前半0対0で向かえた後半12分、FWの五味祐樹(1年)がトラップで右サイドを突破し、20メートルのミドルシュートを決め1対0、25分にはMFの清水恒太朗(1年)がドリブルでバックスをかわして、ゴールキーパーが前に出たところでシュート。これがゴールネットを揺らし2対0で2回戦に進出した。1回戦突破チームは、甲府東、都留、山梨学院、昭和、上野原。2回戦突破チームは白根、甲府西、河口湖、甲府一となった。


山梨学院高校は、第1回戦を山梨学院サッカー場で北杜高校と対戦した。スタメン全員が1年生の山梨学院は前半、全国高等学校サッカー選手権大会山梨県大会というメジャーな大会で硬さが見られ、攻撃に精彩を欠き0対0で折り返した。向かえた後半12分、FWの五味祐樹(1年)がトラップで右サイドを突破し、20メートルのミドルシュートを決め1対0とした。先取点を挙げ硬さの取れた山梨学院は25分、MFの清水恒太朗(1年)がドリブルでバックスをかわして、ゴールキーバーと一対一になり、キーパーが前に出たところを、落ち着いてシュートし、ゴールを奪い2対0で2回戦に進出した。

岩花竜也(1年)「自分たちにとって、対戦するチーム全てが格上と感じているので、結果勝てて良かった。しかし、前半は硬さがあり、ミスが多く出て良くなかった。後半に入り、硬さが徐々に取れて、サイドから中にボールを入れてシュートが打てるようになり、流れをつくれるようになった。明日は、第四シードの東海大甲府なので、臆することなく80分間全力で戦いたい」と述べた。
高木理己監督は「1年生ということもあって、全体的に硬くなっていた。しかし、集中力を切らさず守り抜き、2点を奪ったことは評価したい。ただ今日のような試合内容を、繰り返していたら、上にはいけない。明日は、インターハイ4強の強豪。今日の課題となった思い切りの良さを前面に出し、ダイナミックイズムをベースに戦ってもらいたい」と述べた。
横森巧総監督は「このチームは、育成して1年目。公式戦3回目。今日は全員が1年生で肩に力が入り硬さはあった。だが、2得点を挙げての勝利、良いスタートが切れた。日頃の練習の一つ一つの積み重ねが、自分たちの力を発揮させ勝利へと導く。その結果が、この大事な大会で出た。明日は、第四シードの東海大甲府。全力でプレーし、この試合に勝てばチームは波に乗れる」と語った。
山梨学院は、明日の午前10時から山梨学院サッカー場で、第四シードの東海大甲府と対戦する。

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