第85回全国高校サッカー選手権山梨県大会(3回戦)
山梨学院 富士北稜に5対0 ベスト8
〜 FW・木村和馬の先取点で波に乗る 〜

 

山梨県サッカー協会、山梨県高等学校体育連盟、YBS山梨放送は10月21日、山梨学院サッカー場、航空高校、甲府商業高校で第85回全国高校サッカー選手権山梨県大会3回戦8試合を行った。山梨学院附属高校は、山梨学院サッカー場で富士北稜高校と対戦した。前半3分FWの木村和馬(1年)は、MFの高橋潤(1年)からのパスを左寄りで受け、相手を振り切りゴールの中央にシュートし先取点を奪うと、前半15分、34分と加点し3対0で前半を終了した。波に乗る山梨学院は、後半5分、21分と得点を奪い5対0で富士北稜を破り準々決勝へ進んだ。準々決勝進出チームは、韮崎、甲府西、甲府工、山梨学院、明誠、河口湖、航空、帝京三の8校となった。


山梨学院高校は第3回戦を山梨学院サッカー場で、市川高校を5対1で破り勢いづく富士北稜高校と対戦した。山梨学院は前半3分、FWの木村和馬(1年)が「MFの高橋潤(1年)から左寄りにパスがきたので、相手を振り切りゴールの真ん中にシュートした」と、先取点を奪った。さらに15分に、木村和馬(1年)は「左サイドからドリブルで前進し、相手ディフェンダーをかわしてシュート」した。これが、相手ゴールキーパーの手をすり抜けてゴールイン。山梨学院は、この日に木村和馬の2得点となるゴールで2対0とした。34分には、競り合いからMFの清水恒太朗(1年)が「こぼれ球をキーパーが右にいたので、落ち着いて左にシュートした」と、前半を3対0として終了した。
後半に入っても攻撃の手を緩めずに、後半5分に清水恒太朗(1年)が「ドリブルでディフェンダーをかわし切り込み、キーパーが左にいたので右にシュートした」と、冷静に、今日の自身2得点目となるゴールを決め、4対0とし相手の反撃の芽を摘んだ。21分には、MFの金子亮介(1年)が「おもいきって、ミドルシュートを左隅へ決めた」と、駄目押しの得点を奪い5対0と試合を決めた。
岩花竜也(1年)「内容は良くなかった。中盤や前で、(球が)つながらなかった。全員が全力で走りきれなかった。気持ちの面で少し弱いところがあった。明日は、80分間を集中して走り続ける自分たちのサッカーをすることに心掛けたい」と述べた。
高木理己監督は「次の試合に出場できるチャンスをいただいて良かった。しかし、プレーのテンポが遅いし、連続性がない。明日は、今年一番のゲームをしてもらいたい」と述べた。
横森巧総監督は「1年生にとって、これからの戦いは新しい経験になる。技術を磨いて、新生山梨学院のサッカーをつくって、ここまできた。明日は、体力、知力では相手が一枚上だが、得意な技術を生かすためにも、相手を恐れずにぶつかって行ってもらいたい」と語った。
山梨学院高校は、10月22日の午後1時から韮崎中央公園芝生広場で、甲府工業高校とベスト4進出を賭け対戦する。
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