山梨地域産業振興産学官共同研究プロジェクト公開シンポジウム
〜山梨産業の特性と地域振興の方向を探り 5報告に質疑応答〜
 

山梨地域産業振興 産学官共同研究プロジェクト(堀越芳昭代表)は11月29日、山梨学院大学で公開シンポジウム「農業・中小企業の振興と地域連携促進のために 山梨産業の特性と地域振興の方向を探る」を行った。同プロジェクトは、本年度、山梨における地域産業・地域企業を振興し地域内の産業・企業の連携を促進するための基本方向を探究し、今後の山梨県産業の発展に資することを目的に結成された。今回は、山梨学院大学・同大学院、山梨県農業協同組合中央会、山梨県中小企業団体中央会、山梨県との共催で、やまなしの産業構造の特質を把握し、地域循環型経済のあり方、農業と中小企業の地位と役割、地域振興の方向性を探るために公開シンポジウムを行った。佐野太文部科学省研究振興局 研究環境・産業連携課長の「産学官連携による地域振興の新たな展開」と題した特別講演が行われ、八束厚生山梨大学教育人間科学部助教授の「山梨における産業構造の特質」についてなどの5報告が行われた。会場から質疑が出され報告者が応答した。
公開シンポジウム「農業・中小企業の振興と地域連携促進のために 山梨産業の特性と地域振興の方向を探る」は、司会を杉村聡山梨学院大学商学部教授が行い、八束厚生山梨大学教育人間科学部助教授が「山梨における産業構造の特質」について第1報告を行った。第2報告は日暮賢司東京農業大学国際食料情報学部教授が「山梨における地域循環型経済の構築」について報告。第3報告は細川義雄山梨県農業協同組合中央会農業振興部長「山梨における農業の地位と振興方向」について報告した。第4報告は「山梨における中小企業の地位と振興方向」について知見寺好幸山梨県中小企業団体中央会 連携推進課長が行った。第5報告は堀越芳昭山梨学院大学・大学院社会科学研究科長・経営情報学部教授が「山梨における産業特性と地域振興の方向」について報告した。
コメンテーターの島袋善弘山梨県立大学国際政策学部教授と青木茂樹山梨学院大学商学部教授が批評や解説を加えたのちに、会場から質疑が出され報告者が応答した。なお、終了後交流会が開催された。
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