2006年度山梨学院大学商学部企業実習体験発表会
〜 インターンシップで自分の成長を実感 〜
 

山梨学院大学商学部企業実習(藤原邦彦教授)は12月5日、山梨学院広報スタジオで2006年度企業実習体験発表会を行った。今年度は商学部や法学部(他学科履修生)の23名が興味ある分野を選択し、夏休みの約一週間で山梨県内の放送局、ホテル、百貨店などの企業13社で実習を行った。学生は、実習先などの招待者の前で「接客の難しさを痛感したが、接客業に興味がわいてきた」など、実体験を織り交ぜながら発表した。藤原教授は「企業実習では、教室で学んだ『理論』と社会で経験する仕事の『実際』を統合しながら、職業意識を高めつつ、専門能力の向上を図っていく」と述べた。これからも学生は、社会を見て・聞いて・触れて、新しい発見をし、最後に体験記にまとめ発表を行う。

山梨学院大学商学部では平成15年度から、学生が在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行う企業実習(インターンシップ)を本格的に開始した。
報道陣のインタビューに、留学生の郭阿蜀(かく・あしょく)さん商学部3年は、「山梨トヨペットで実習し、今日より明日が良くなるミーティングのあり方に感動した」と、甲府富士屋ホテルで実習した川葡q絵(かわさき・ちえ)さん商学部3年学生は、「確認することの大切さを痛感した」と答えていた。また、株式会社山交総務部の久津間登さんは、「学生は、会社、そして社会とはどういうものなのか、真剣に学んでいる。引き続き支援したい」と、答えていた。
藤原教授は企業実習について、「大学卒業予定者の多くは、大学で学び準備したものと、社会の一員として必要な能力との間にギャップがあるのでは・・・と不安を感じている。また、厳しい経済環境の下で競争し、生き残りを模索している実業界、そして保護者からは、大学教育が実社会の求める状況に適合しているのかと、疑問の声が上がってきている。そこで、産学連携の教育プログラムであるインターンシップを導入することによって、高い職業意識の育成を目指し、学生が自己の職業適性や将来設計について考える機会となり、主体的な職業選択や高い職業意識の育成が図られる。また、これにより就職後の職場への適応力や定着率の向上につながる。さらに、企業などの現場において就業体験を積み、専門分野における高度な知識や技術に触れながら実務能力を高めることは、自主性・独創性のある人材の育成にもつながる」と語り、「企業実習では、教室で学んだ『理論』と、社会で経験する仕事の『実際』を統合しながら、職業意識を高めつつ、専門能力の向上を図っていく。今日の体験発表でも分かるように、今回の実習で@話す、A書く、B礼儀作法が身につき学生は成長した。これからも学生は、社会を見て・聞いて・触れて、新しい発見をし成長する。最後に体験記にまとめ発表を行う」と語った。

■ 企業実習者
大黒美里(おおぐろ・みさと)法学部3年「甲府富士屋ホテル」、鈴木翔(すずき・しょう)商学部3年「タウンネット」、郭阿蜀(かく・あしょく)  商学部3年「山梨トヨペット」、川葡q絵(かわさき・ちえ)商学部3年「甲府富士屋ホテル」、佐野文美(さの・あやみ)商学部3年「エフエム甲府」、王風燕(おう・ふうえん)商学部4年「山梨ニューメディアセンター」、植松良太(うえまつ・りょうた)商学部3年「山梨トヨタ自動車」、平賀渉(ひらが・わたる)  商学部3年「エフエム甲府」、佐々木零央(ささき・れお)商学部3年「タウンネット」、搶G鳳(とう・しゅうほう)商学部4年「丸市倉庫」、武越(ぶ・えつ)商学部3年「山梨トヨペット」、姚波(よう・は)商学部3年「エフエム甲府」、加藤弘泰(かとう・ひろやす)商学部3年「甲府富士屋ホテル」、?迪彗 (かく・でぃすぃ)商学部3年「エフエム甲府」、内藤和浩(ないとう・かずひろ)商学部4年「山梨リコー」、奥野朱美(おくの・あけみ)法学部3年「山交百貨店」、宮崎知美(みやざき・ともみ)法学部3年「山梨トヨタ自動車」、柳町拓弥(やなぎまち・たくや)商学部3年「タウンネット」、王媚(おう・び)     商学部4年「甲府富士屋ホテル」、肖麗(しょう・れい)商学部4年「山梨ニューメディアセンター」、趙文麗(ちょう・ぶんれい)商学部4年「山交百貨店」、宋晏(そう・あん)商学部4年「エフエム甲府」、趙欣欣(ちょう・しんしん) 商学部4年「甲府ワシントンホテルプラザ」。

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