平成18年度山梨の魅力メッセンジャー認定証交付式
山梨学院大学生34名、同短大生42名が認定
〜 山梨県を深く理解し感動 中国から何時の日か訪れたい 〜
 

山梨県(山本栄彦知事)は1月24日、山梨学院60周年記念館サザンタワーで山梨学院大学と山梨学院短期大学の「平成18年度 山梨の魅力メッセンジャー認定証交付式」を行った。山梨県観光部観光振興課の浅川幸治課長から、山梨県知事名の認定証が山梨学院大学生34名、同短大生42名の代表者に手渡された。浅川課長は「山梨の良さを伝達してもらうことを目的とした山梨の魅力メッセンジャー制度は、6年前に山梨学院とタイアップしてスタートした。それから年々参加大学が増え現在8大学となった。6年間で、山梨学院におけるメッセンジャーは、大学160名、短大は433名となった。今後、認定された皆さんの活躍を期待いたします」と述べた。中国からの留学生・武越さん(ぶ えつ・商学部3年生)は「この講座で山梨県を深く理解できました。富士山やワイン、歴史などに感動しました。第二の故郷・山梨を、瀋陽そして中国全土に知らせ何時の日か訪れたいと思います」と語った。

三神敬子山梨学院大学短期大学学長が「皆さんは、この講座を通して山梨の魅力を世の中の人々に伝える役割を担うのです。光を心の目で見るのが、観光です。時代とともに変わる山梨の魅力を、光り輝く山梨を心の目で見ることのできるメッセンジャーとして活躍してください」と、祝辞を述べた。
大学は藤原邦彦教授が担当。講義内容は『山梨の歴史@』平山優氏(山梨県教育庁学術文化財課県史編さん室主査)、『山梨の宝飾産業』松葉惇氏(山梨県ジュエリー協会理事長)、『山梨のワイン』有賀雄二氏(勝沼醸造社長)、『山梨の歴史A』平山優氏、『山梨の食文化』影山正美氏(駿台甲府高等学校教諭)、『山梨の自然』村山力氏(山梨県森林環境部循環型社会推進課副主幹)。現地視察は、笛吹川フルーツ公園、勝沼醸造、桔梗屋一宮工場、かいてらす、富士スバルライン、富士山五合目、県立富士ビジターセンター、富士山レーダードーム館、河口湖自然生活館などを見学した。
短大は伊東洋晃助教授が担当。講義内容は、『観光行政』若月茂樹氏(山梨県観光部次長)、『甲州印伝』上原勇七氏(株式会社 印傅屋上原勇七会長)、『商店街振興』河西眞一氏(かすが商店街振興組合理事長)、『水晶』大森一弥氏(株式会社大森水晶代表取締役社長)、『西島和紙』大森一弥氏(株式会社大森水晶代表取締役社長)。現地視察は、富士山の歴史・自然に関するビデオ鑑賞、富士山五合目の自然解説・散策、富士山レーダードーム館、富士吉田市 道の駅、八ヶ岳自然ふれあいセンター(キープ協会 清泉寮)、まきば公園、シャトレーゼ白州工場、サントリー白州工場などを見学した。
受講生は、山梨の知識を深めながら山梨の魅力メッセンジャーとして活躍すべく学習を進め、認定レポートで合格した学生が認定証交付式に臨んだ。
受講生を代表して認定証を受け取った、大学生の上杉佑示さん(商学部3年)は「兵庫県出身なので、この講座をとおして山梨の歴史や特産物など色んなことが知れてよかった。特にワインは高級なものでなく、手軽なものものとして愛飲してもらえるよう全国に広めて行きたい」述べた。また、短大生の小倉久美さん(経営学科2年)は「私は隣の長野県出身なので山梨のことは多少知っていましたが、この講座を通して山梨の特産物を扱う社長さんの講義やお話をお聞きする事ができ、山梨にはこんな魅力のある企業が沢山あるのだという事に驚きました。富士山や水が美しい山紫水明の地、山梨に家族や友達を連れて再び訪れたい」と、語った。

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