山梨学院広報室
第59回山梨県高校総体サッカー競技兼関東大会予選
山学附 韮崎を破りファイナルへ
〜 サドンデス 守護神の岡西 「両手でボール弾く」 〜
 

山梨県高体連サッカー部は5月9日、山梨学院サッカー場と航空高校で第59回山梨県高校総体サッカー競技兼関東大会予選5日目の準決勝戦2試合などを行った。山梨学院高は、山梨学院サッカー場で第1シードの韮崎高校と対戦。前半0対0で折り返すと、後半終了間際に先制点を奪われた。山学附はロスタイムに、DF・藤巻謙(1年)からのクロスを、FW・木村和馬(2年)が中央から決め1対1の同点とした。0対0の延長戦の後、5人のPK戦へ4対4でサドンデスとなり、GK・岡西宏祐(2年)が4人目のボールを両手で弾き、決勝と関東大会の出場権を獲得した。







山学附は前半0対0で折り返すと、後半23分相手チームに右サイドからのセンターリングを中央から決められ先制点を奪われた。山学附は、ロスタイム2分が告げられた直後、相手DFのミスキックを見逃さずDF・藤巻謙(1年)が落ち着いてさばき、相手1人をかわし、勢いのあるクロスボールをFW・木村和馬(2年)にあげた。木村は中央から左足でのボレーキックでゴール右に決めて1対1の同点とした。
延長戦の前半戦、山学附がリズムに乗り攻め込むが攻めきれない、後半は韮崎が攻め込むが攻めきれずに0対0とした。
5人のPK戦、山学附先攻で9番・高橋潤(2年)が左隅に決めると、GK・岡西宏祐(2年)が相手にプレッシャーをかけてゴールポストに当てさせて1対0とした。2人目10番・清水恒太朗(2年)、3人目12番・木村和馬(2年)が決め3対2とした。しかし、4人目6番・金藤孝志(2年)が止められ3対3とされた。5人目の8番・佐野功治(2年)は落ち着いて決め4対4とした。サドンデスになだれ込み、5番・岩花竜也(2年)、18番・山田広大(2年)、4番・藤本拓麻(2年)、23番・藤巻謙(1年)が決めた。すると、GK・岡西宏祐(2年)が4人目、通算9人目の相手キッカーのボールを両手で弾き、決勝と関東大会出場権を獲得した。山学附は5月11日小瀬陸上競技場サッカー場で、決勝戦で初優勝を賭けて東高校と戦う。

■守護神の岡西宏祐(2年)は「嬉しい。キッカーを信頼していたので、落ち着いて最後までプレイができた。最初からボールに集中していた。球の速度のタイミングと左右の動きのタイミングは合っていた。ただ、高低が合っていなかったので意識した。相手の助走と目線で球筋が読めた。蹴ったとき浮かしてくると高低も読めた。『来た』といった感じ。両手で球を弾いた」と述べた。
■同点をアシストした藤巻謙(1年)は「ボールが落ちてきたので、そのままセンターリングで来たが、相手DFの体勢を崩して、クロスボールを中央に入れた」と述べた。
■同点ゴールを決めた木村和馬(2年)は「藤巻君が良いボールをあげてくれたので、当てるだけでよかった。左足でボレー気味にゴールを狙った」と述べた。
佐野功治(2年)キャプテンは「前半は落ち着いて自分たちのサッカーができていたが、後半は相手に主導権を取られて一方的に攻められ苦しかった。延長戦の前半は、相手に疲れが見え、自分たちの良いリズムで試合ができた。後半は、いらない反則で相手のセットプレーに苦しめられたがしのいだ。PK戦では岡西君が止めてくれると思い、絶対勝てる、絶対負けないと思って臨んだ。ベンチの皆とも一丸で戦って、プレッシャーのかかる試合に勝てて超嬉しかった。決勝でも、人とボールが動く自分たちのサッカーをして勝ちたい」と語った。
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