東日本学生レスリング連盟(神原繁委員長)は5月17日、東京の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で2007東日本学生レスリングリーグ戦(3日目)の5回戦と6回戦を行った。試合はフリースタイルの団体戦7階級で行われた。山梨学院大は1部Aグループ4戦全勝で3日目をむかえた。5回戦を早稲田大と対戦し、3対4で負け痛い黒星となった。6回戦は本大会2連覇を狙う日本体育大学と対戦。背水の陣で臨んだ山学大は、代わった55Kg小俣将太(2年・霞ケ浦)が勝ち、波に乗り4対3で日体大を破り5勝1敗とした。3日目終了時の1部暫定順位は、Aグループ 1位 早大(6戦0敗)、2位 日体大(5勝1敗)・山学大(5勝1敗)。Bグループ 1位 日本大学(6戦0敗)、2位 拓殖大学(5勝1敗)・専修大学(5勝1敗)となった。山学大は、Aグループの3位以内を決めたものの、優勝決定戦進出するには非常に厳しい状況となった。
山学大は、1部Aグループ1回戦の東洋大に4対3。2回戦の大東大に6対1。3回戦の東農大に7対0。4回戦の神大に7対0と、4戦全勝で3日目をむかえた。山学大は、5回戦を早大と対戦し3対4で負け。6回戦を日体大と対戦し4対3で破り、通算成績を5勝1敗とした。1部Aグループ暫定順位は、 1位 早大(6戦0敗)、2位 日体大(5勝1敗)・山学大(5勝1敗)となった。
■三井克彦主将(4年・関宿)は「早稲田戦は1試合目ということもあってチームは緊張していた。中堅で自分も含め、試合はもつれたが今一歩及ばなかった。日体戦は早大に負けて皆の気持ちが入った。55Kgの小俣が勝っていけると思った。明日も全員で気合を入れて頑張りたい」と述べた。
■高田裕司監督は「早大戦、55Kgの第一セットの終了間際に、気を抜き3ポイントを取られて勝てる相手に負けた。これが全てだった。日体大では55Kgを小俣将太(2年・霞ケ浦)に代えた。小俣はインカレ2位の選手に2セット連取し勝ち、チームを波に乗せた。明日は日体と早稲田、うちと国士舘が戦う、早稲田が勝てば優勝決定戦へ。しかし、力からして多分、グループ1位は日体大、早稲田とうちが勝ち数での2位の争いになるだろう。それでも、試合は何が起こるか分からないので、明日は全力で集中して戦わせる」と語った。
アルバム | 早稲田大戦 | 日体大戦 |
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