山梨学院広報室
第50回関東高等学校サッカー大会(Aグループ)
山学附初陣 0対1 埼玉栄に敗れる
〜清水ミドルシュート ゴールポストに蹴られる〜

関東高体連サッカー部は6月2日、ヴェルディグラウンドなどで第50回関東高等学校サッカー大会第1日目を行った。1府7県の1位代表8チームが優勝をかけて争うAグループは、1回戦4試合が行われた。ヴェルディグラウンドの1試合目の山梨県代表の山梨学院附属高校は、埼玉県代表の埼玉栄高校と対戦した。山 梨学院附は前半、一進一退の攻防の22分、相手に僅かな隙を突かれ、右からのクロスをゴール左隅に押し込まれ0対1とされた。後半残り3分、山梨学院附は18番FW・山田広大(2年)が右サイドから左サイドの10番MF・清水恒太朗(2年)にパス、清水は右足でミドルシュートを放ったが、右上のゴールポストに当たり得点することができなかった。山梨学院附は、善戦したものの初陣を白星で飾ることができなかった。


初陣の山梨学院は、前半の立ち上がりこそ攻め込まれるものの、一進一退の攻防の22分、相手に僅かな隙を突かれ、右からのクロスをゴール左隅に押し込まれ0対1とされた。24分、9番MF・高橋潤(2年)はペナルティーエリア付近からセットプレーで、直接ゴールを狙ったが得点に至らなかった。28分には11 番FW・金子亮介(2年)が、ゴールキーパーが前に出たところをかわし、態勢が崩れながら無人のゴールにシュートを放ったが、右に外し好機を逸した。
0対1とリードされた後半、山梨学院は積極的に攻める。立ち上がりの4分、代わった18番FW・山田広大(2年)が左サイドを上がり、12番FW・木村和馬(2年)にセンターリング。木村は左足でダイレクトにシュートしたが右に外す。中盤には、7番MF・碓井鉄平(1年)のパスを12番FW・木村和馬(2年 )が、今度はオフサイドぎりぎりに受け取ると、DFをかわしゴールキーパーと一対一となりシュートしたが、わずかにゴール左隅に外す。残り3分、18番FW・山田広大(2年)が右サイドから左サイドの10番MF・清水恒太朗(2年)にパス、清水は左足でトラッピングして右足でミドルシュート、右上のゴールポストに当たり得点することができなかった。

清水恒太朗(2年)は「18番の山田からのパスを左足で受け、右に持ち替えて、イメージ通りに振り抜いてシュートした。決まったと思った。和のシュートもそうだがチャンスは随所にあった。試合は五分五分だった。確実に決められなかったのが勝負の分かれ道だった。収穫は、短いパスをつなぎスペースをつくるクローズ、クロー ズ、オープンの形が、通用すると手ごたえを感じたこと」と振り返った。
佐野功治キャプテン(2年)は「あの1点だけなければ、こっちのペースだった。ボールを回す自分たちのサッカーができていたが、裏に出されたボールに対応ができなかった。相手は、そのワンチャンスを見逃さず、カウンターで得点した。関東大会の厳しさを知った。後半は攻めるサッカーで、際どいシュートが 幾度となくあり、手ごたえがあった。2週間後のインターハイ決勝リーグでは、人とボールが走るサッカーを実践したい」と語った。
高木理己監督は「今大会は、トライはしてくれた。山梨県大会の決勝戦では、チャンスをつくれなかったが、今回はチャンスがつくれた。しかし、決められなかった事実も、しっかりと受け止めてもらいたい。一人一人は強くないので、いかに数的優位をつくってやっていくかが課題。まだまだ、やることは一杯ある が、春よりはチーム力が向上していることを実証してくれた。チームは、プレーでこじ開けるサッカーを目指し、2週間後のインターハイ決勝リーグに向けて頑張りたい」と語った。
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