山梨学院広報室
第26回全日本大学ホッケー王座決定戦・東西対抗戦B
女子・山梨学院 立命館に2対0 準決勝へ
〜 男子 前回・覇者 山梨学院 天理に敗れる 〜
 

日本学生ホッケー連盟(古屋忠彦会長)は6月22日、奈良県・親里ホッケー場、大阪市長居球技場で第26回全日本大学ホッケー王座決定戦・東西対抗戦Bの第2日目(準々決勝)を行った。女子、第4シードの山梨学院大学(関東第1代表)は、立命館大学(関西第2代表)と準々決勝で対戦し2対0で勝った 。山梨学院は、MF10番・李仁敬(2年・松谷女子)から、前半残り3分にFB14番・佐藤雅子(2年・八頭)が、その2分後にFW9番・中島史恵(3年・岐阜総合)が得点し2対0とした。明日は、第1シードの天理大学(関西第1代表)と大阪市長居球技場で対戦する。男子、前回の覇者の山梨学院大学は、天理大学と 対戦し前半を0対0で折り返したが、後半に2得点を奪われ準々決勝で姿を消した。





女子、第4シードの山梨学院大学(関東第1代表)と、立命館大学(関西第2代表)の準々決勝は、雨の降る中、山梨学院大のセンターパスで試合が開始された。前半32分、ライトからMF10番・李仁敬(2年・松谷女子)がトップに入ってきて、14番・佐藤雅子(2年・八頭)にパス。14番・佐藤はトラ ップして、ヒットシュートで先制点を奪った。その1分後、山梨学院は得意とするセットプレーで、MF10番・李仁敬(2年・松谷女子)のスイープからの速くて強いパスを、FW9番・中島史恵(3年・岐阜総合)がタッチシュートして2対0とした。
雨脚が強くなった後半、立命館のセンターパスで試合が開始された。山梨学院は、FW5番・清水千秋(3年・丹生)とFW12番・徳島葵(2年・京都すばる)のシュート、ペナルティーコーナーでのFB2番・丁ナリ(1年・松谷女子)、FW9番・中島史恵(3年・岐阜総合)のシュートのチャンスをものにできずに0対0とした。
両校ともシュート数は前半2本、後半2本の4本ずつだったが、山梨学院が決定率で50パーセントと、立命館の0パーセントを上回り勝利した。

■MF14番・佐藤雅子(2年・八頭)は「良い時間帯で10番・李のパスをトラップして、ヒットシュートしたが、芯に当たらなかったので『ゴールに行け』と心で叫んだ。決められて嬉しい。一戦一戦大切に、集中して戦いたい」と笑顔で述べた。
■FW9番・中島史恵(3年・岐阜総合)は「14番・佐藤が先取点を挙げた後で、流れは良かった。『私のところに来い』と、念じていると10番・李のスイープから強いパスが来たのでタッチシュートで決めた。昨年は準決勝で負けているので、明日は絶対勝ちに行く」と力強く述べた。
■キャプテンのMF1番・飯村美香(4年・巨摩)は「前半、残り5分を切って得点できなくても、焦る気持ちはなかった。今のチーム力は、個々の気持ちも能力も高い。ディヘンス陣は堅守だし、オフェンス陣は司令塔の10番・李の視野の広さで、戦況を見極めて的確なパスを出す。シューターも、それにこたえ ることができるチーム。前半の2得点は、その良い流れがでた。チームの課題は、最後まで集中して、チャンスを得点につなげること。明日からも、準決勝とか考えずに、自分たちを信じて、一本一本、一戦一戦、集中してプレーしていきたい」と語った。   
ジョン・シアン監督は「立ち上がりは、ゴール前に攻め入ることができて悪くなかった。初戦で一発勝負のトーナメントということもあって、ディフェンダーが怖がって退いていて、シュートまではいかなかった。立命館は昨日、同じ時間帯に駿河台大学と対戦して5対3で降しているので、落ち着きがあって動き が良かった。そのなかで、前半の終了5分間に、立て続けに2得点奪うことができたのは、素晴らしくとても意義がある。後半は得点を挙げることができなかったが、初戦という難しい試合だったので贅沢は言えない。このチームには、勝負強さがある。明日も油断せずに、全てが決勝戦のつもりで戦いたい」と語った。
アルバムはこちら

 
 
Copyright (C) 2006 YGUPR. All Rights Reserved.