山梨学院広報室
第26回全日本大学ホッケー王座決定戦・東西対抗戦B
女子準決勝 山梨学院 天理にPS2対3
〜 怒涛の攻め実らず一発に泣く 決勝進出逃す 〜
 

日本学生ホッケー連盟(古屋忠彦会長)は6月23日、大阪市長居球技場で第26回全日本大学ホッケー王座決定戦・東西対抗戦Bの第3日目(準決勝)を行った。女子、第4シードの山梨学院大学(関東第1代表)は、第1シードの天理大学(関西第1代表)と準決勝で対戦し1対1で、ペナルティ・ストローク 戦の末に2対3で敗れた。山梨学院は、PCシュート8本、Fシュート14本と猛攻を見せたものの、決定力を欠き勝ち越せなかった。山梨学院は、天理に前半10分、ワンチャンスを生かされ0対1とされた。山梨学院は後半の残り4分、FB2番・丁ナリ(1年・松谷女子)がヒットシュートを放ち、ゴールキーパーが弾いたボールをFW9番・中島史恵(3年・岐阜総合)がリバウンドシュートで決めて同点とした。ペナルティ・ストローク戦では、集中力を欠き噛み合わず決勝進出を逃した。


女子、第4シードの山梨学院大学(関東第1代表)と、第1シードの天理大学(関西第1代表)は、昨日の豪雨とは打って変わって炎天下での試合となった。山梨学院大は、前半にPCシュート5本、Fシュート8本と天理のPCシュート1本、Fシュート2本と、圧倒的に天理のゴールを攻めるが得点できなかった。山梨学院は10分、天理に少ないチャンスを生かされ、シュートがゴールポストに当たる得点を許し0対1とされた。
後半も、山梨学院は攻撃の手をゆるめない。PCシュート3本、Fシュート6本と天理のゴールを襲う。天理は防戦一方で、PCシュート1本、Fシュート1本とサークルの守りに徹する展開。その中で山梨学院は残り4分、天理の牙城をFB2番・丁ナリ(1年・松谷女子)と、FW9番・中島史恵(3年・岐阜総合)が抉じ開けた。FB2番・丁がヒットシュートを放ち、ゴールキーパーが弾いたボールをFW9番・中島がリバウンドシュートを決め同点とした。
ペナルティ・ストローク戦で先攻となった山梨学院は、1対1の後にゴールの左上に外し1対2とされ、3人目の選手が反則を取られ1対2とされ絶体絶命のピンチに、GK16番・浅野祥代(2年・岐阜各務野)が右手のスティックでゴール左上に来るボールを叩き1対2と切り抜けた。4人目はお互いが決め2対3とした。5人目もゴールすることができずに2対3で敗れた。
決勝戦は、女子が東海学院大学(東海第1代表)と天理大学(関西第1代表)。男子が、天理大学(関西第1代表)と立命館大学(関西第2代表)、の間で行われる。


キャプテンのMF1番・飯村美香(4年・巨摩)は「勢いは勝っていたが、得点力不足。決められるところで、決められなかった。これから、これを課題として練習して克服したい。そして、日本リーグ、秋の関東リーグ、それからインカレでは2連覇を目指したい」と語った。   
ジョン・シアン監督は「負けるとしたら、こうした展開しか考えられなかった。選手は、攻めて、攻めて、良く頑張った。自分たちのホッケーはできたが勝負に負けた。リーグ戦と違い、トーナメントは一度でも相手にチャンスを与えては駄目という典型的な試合だった。選手の努力や力は申し分ない。自分達を信 じて、これから日本リーグで2連勝して3位を目指したい。」と語った。
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