山梨県高体連サッカー部は6月24日、富士吉田市の富士北麓サッカー場で平成19年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技山梨県予選決勝リーグ最終節2試合を行った。第1シードの山梨学院大学附属高校は、第2シードの甲府東高校と対戦した。山梨学院附は、前後半を通じて一方的に甲府東のゴールを脅かすが、決定力を欠き得点することはできなかった。後半14分、ファールを犯しPKで甲府東高校にゴール左上らに決められ0対1とされた。これが決勝点となり、最終順位は4位となった。1位は帝京第三、2位 韮崎、3位 甲府東となった。
山梨学位は、前半6分FW12番の木村和馬(2年)がシュートするがゴール上を通過した。9分にはFW9番の高橋潤(2年)のコーナーからのボールにFW20番の萩原舜(2年)が頭で合わせるがゴール右に外れた。18分にはFW9番の高橋潤(2年)のフリーキックと21分にコーナーキック、27分にMF13番の藤巻謙(1年)、30分にFW9番の高橋潤(2年)のシュートがともにキーパーの正面を突きゴールを割ることができなかった。山梨学院附は甲府東の攻撃を26分のフリーキック一本に抑え0対0で前半を終了した。
後半、6分FW9番の高橋潤(2年)のコーナーキック、9分DF18番の山田広大(2年)、10分MF10番の清水恒太朗(2年)のシュートがキーパー正面。12分、13分FW9番の高橋潤(2年)のコーナーキックと攻め立てるが決まらない。14分、ファールを犯しPKで甲府東高校にゴール左上らに決められ0対1とされた。17分から25分に3回のFW9番の高橋潤(2年)のコーナーキック、30分にはMF10番の清水恒太朗(2年)のドリブルからのセンターリングでDF18番の山田広大(2年)の頭に合わせるがゴール上に外れた。31分にFW9番の高橋潤(2年)のコーナーキックに託したがゴールを射ることができなかった。
最終順位は、1位 帝京第三、2位 韮崎、3位 甲府東、4位 山梨学院附となった。
■キャプテンのMF8番・佐野功治(2年)は「決定的なチャンスで、決められなかった。その一言に尽きる。決勝リーグでは、一つのミスが勝敗を分ける。決められるところで決めないと、苦しい思いをするということが分かった。この夏はどの高校よりも苦しいことをして、高校選手権山梨県大会で優勝をして全国大会に出場したい」と胸中 を語った。
■横森功総監督は「チームは力強くなってきている。関東大会に出場して受け身のサッカーから、堂々とした積極的に攻めるサッカーへと転身した。しかし、本気で点を取りに行ったとき、それがまだできていない。これから、それができるサッカーを習得しなければならない。このチームはポテンシャルが高いので必ずでき る筈。高校選手権山梨県大会には披露してもらいたい」と語った。
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