日本水泳連盟(林利博会長)は9月7日、東京都・東京辰巳国際水泳場で第83回日本学生選手権水泳競技大会(第1日目)を行った。山梨学院大学女子は、200mリレーで日本記録の1分44秒22を上回る1分44秒09をマークしたが、鹿屋体育大学が1分43秒19の日本新記録を樹立したため2位となった。 また、女子200mバタフライで、昨年2分10秒40の大会新記録で優勝した飯窪麻未(2年)に期待がかかったが、ユニバーシアードで調子を崩したのが尾を引きB決勝1位の9位となった。団体順位は、400m自由形で長谷川幸美(4年)が7位、200mバタフライで加藤ゆか(3年)が3位、坂井菜穂子(1年)が4位、200m背泳ぎの亀崎あゆみ(2年)が5位、竹迫麻弥(1年)が8位、リレーで2位など得点を稼ぎ、1位の鹿屋体育大学を追い2位に付けている。
山梨学院大学女子は、200mリレーで第1泳者の加藤ゆか(3年)が4位で第2泳者の川端彩加(1年)に、川端は4位と踏ん張り第3泳者の長谷川幸美(4年)に託した。長谷川は前を行く専修大学を捕えて3位に浮上し、アンカーの霜上美智(2年)につないだ。霜上は前を泳ぐ筑波大学を抜き2位とした。
神田忠彦監督は「うちの女子は選手層が薄い中で、団体2位と好発進。200mリレーでは、日本記録の1分44秒22を上回る1分44秒09で泳いでくれた。鹿屋体育大が、その前にタッチしたので日本新記録樹立は逃したが上出来。200mバタフライで飯窪がB決勝に回ってしまったが、1年生の坂井菜穂子が4 位、100mの強化で泳いだ加藤が3位と頑張ってくれた。飯窪はユニバーシアードで調子を崩し、予選では従来の泳ぎが出来なかったが、B決勝では1位でタイムも良く復調の兆しを見せてくれた。明日も頑張って団体2位を守ってもらいたい」と語った。
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