山梨学院広報室
第60回秋季関東地区高校野球山梨県大会(4日目)
山梨学院 長崎の本塁打などで猛攻 市川に大勝
〜 エース・保延 好投3安打ピッチング 〜


山梨県高等学校野球連盟(輿水又幸会長)は9月16日、甲府市の小瀬球場、緑が丘球場、富士北麓球場で、第60回秋季関東地区高校野球山梨県大会4日目2回戦6試合と3回戦2試合を行った。山梨学院大学附属高校は初戦となる2回戦を、緑が丘球場の第2試合で市川高校と対戦。打っては、1番・長崎治朗(2年)の左越え本塁打など長短15安打と猛攻。守っては、エース・保延優馬(2年)が3安打に抑えて、11対3で大勝した。山梨学院は3回戦を9月22日小瀬球場の第3試合で帝京第三高校と戦う。


山梨学院は0対0で迎えた3回表、7番・深澤晃一(2年)の左前安打で出塁し、犠打で一死二塁とした。9番・有泉智裕(2年)が俊足を生かした遊撃手への内野安打で一死一・三塁とした。続く1番・長崎治朗(2年)が遊撃飛を打ち上げ相手野手が落球、それを7番・深澤が見て、3塁から先制のホームを踏んだ。一死、一・二塁で打者が三振し、9番・有泉が二・三塁間に挟まれたが、相手野手の暴投で生還し2対0とした。二死三塁、3番・外川智貴(2年)の左前適時打で3対0とした。続く4番・保延優馬(2年)、5番・野木慎太郎(2年)が四球を選び、二死満塁とした。6番・山縣巧(2年)の、左前適時打で3番・外川が生還して4対0とした。
山梨学院は4対0とされた5回表、二死後に3番・外川智貴(2年)が右前安打で出塁。続く4番・保延優馬(2年)が左前安打、5番・野木慎太郎(2年)の中前適時打で5対2とした。5対2とされた7回表、2番・土屋寛人(2年) が右中間を破る3塁打で出塁。続く3番・外川智貴(2年)の右前適時打で6対3とした。8回表二死後、左前安打で出塁した8番・三井翔(2年)を二塁に置き、主将の1番・長崎治朗(2年)が強振し、左越え2点本塁打を放ち9対3とした。9回表、7番・深澤晃一(2年)が四球を選び出塁し、投手のワイルドピッチで二塁に進塁した。8番・三井翔(2年)の左前安打で一・三塁、三井がつかさず盗塁し二・三塁に、9番・有泉智裕(2年)が一塁線を強烈に破る三塁2点適時打で11対3と試合を決めた。

好投したエース・保延優馬(2年)は「平常心でピッチングしようと心掛けた。3回に味方が3得点してくれたので気持ちが楽になった。夏に最後まで投げられなかったので、悔しくて練習し8月は10試合以上投げて全て完投した。先発は監督に直訴した。今日は、変化球でカウントが取れなかったが、直球が大事なところで良く決まってくれ た。次の試合までには、変化球でもカウントが奪えるように練習をしたい」と述べた。
主将の長崎治朗(2年)は「バッテリーのお陰で勝てた。今日は守備が乱れてしまいバッテリーに迷惑を掛けた。2ランホームランは、自分がカバーリングでエラーし2得点を相手に与えてしまったので、どうしても得点がほしかった。三井選手が出塁してチャンスをつくってくれたので、ノーワンから置きにきた直球を強振したら入 ってくれた。次の試合からは、バッテリーを中心に、野手の失策をなくし1回から全力を出し切って戦いたい」と述べた。
田中信幸監督は「初戦で緊張して硬さがあった。初戦が市川戦で不安だったが、失策しても選手が落ち着いて戦い、大差で勝てて良かったと思う。エース・保延は何時もより調子を落としていたが、三井捕手との連携で悪いなりに良く投げ、相手打線を良く封じ込めたと思う。次からは、守りのミスをなくして、足を絡めて攻めたい。ノー ヒットでも得点できるような手堅い野球をしたい」と語った。
アルバム1 アルバム2

 
 
Copyright (C) 2006 YGUPR. All Rights Reserved.