山梨学院広報室
2007 全日本学生レスリング王座決定戦
山梨学院 日体大に3対4
~ 内閣総理大臣杯全日本大学選手権で雪辱を誓う ~

全日本学生レスリング連盟(伴義孝会長)は9月21日、東京の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で2007全日本学生レスリング王座決定戦を行った。試合はフリースタイルで、55kg級、60kg級、66kg級、74kg級、84kg級、96kg級、120kg級 (7階級)の選手でチームが結成され、団体トーナメント戦で行われた。8年ぶり2回目の優勝を目指す山梨学院大学は、1回戦で日本体育大学と対戦し3対4で敗れた。監督代行を務めた小幡邦彦コーチは「怪我人が出てフルメンバーで戦えなかったのが敗因。日体大に、今まで勝てなかった55kg級で勝ってくれた ので、これで勝てると思ったが残念。しかし、チームに力は付いてきているので内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会(11月)で雪辱を果たしたい」と述べた。優勝は、この試合で勢いづいた日本体育大学が5年ぶりに優勝し王座を奪還した。


山梨学院は、55kg級の小俣将太(2年・霞ケ浦)が、今まで勝てなかった55kg級に勝利をもたらし1対0とした。60kg級はエース・大澤茂樹(3年・霞ケ浦)が怪我で欠場し、その代わりにグレコローマンスタイルの倉本真一(2年・日野)が出場し、善戦したが及ばず1対1とされた。続く66kg級の森川一樹(2年・霞ケ浦)が勝利し2対1と再びリードした。しかし、74kg級の奈良部義明(3年・霞ケ浦)、84kg級の小室直人(2年・霞ケ浦)、96kg級の主将・三井克彦(4年・関宿)が連敗し2対4とされ試合を決められた。120kg級のボリス・ムジコフ(3年・エリスタ第19)は気落ちすることなく勝利し3対4とした。
三井克彦主将は「軽量級の頑張りに、重量級が答えることが出来なかった。74kg級、84kg級、96kg級のどれか一つが取れていれば展開が変わっていたと思う。一番強いチームに僅差で負けた。負けた原因を練習で克服し内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会は優勝したい」と述べた。
小幡邦彦コーチは「怪我人が出てフルメンバーで戦えなかったのが敗因。日体大に、今まで勝てなかった55kg級で勝ってくれたので、60kg級、74kg級、84kg級のどれか一つ取れば勝てると思ったが、その一つが取れなかった。エース・大澤の怪我の欠場が痛かった。代わりに出場してくれた倉本 は、グレコローマンスタイルの選手、専門外でよく戦ってくれたが大澤の穴を埋めることは出来なかった。この大会で、チーム力が確実にアップしていることが確認できた。特に重量級は歯が立たなかったが小差で負けている。内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会は、団体戦でも個人戦で争われる総合ポイント制(個人順位ポイントの合計)なので十分優勝を狙える。今大会での悪いところを冷静に分析し、これからの練習で修正して是が非でも優勝したい」と語った。
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