山梨学院広報室
第60回秋季関東地区高校野球山梨県大会(5日目)
山梨学院 帝京第三を破り準々決勝へ
〜 長短打9本 保延3安打に抑え7回コールド 〜

山梨県高等学校野球連盟(萩原彰会長)は9月22日、甲府市の小瀬球場、緑が丘球場で、第60回秋季関東地区高校野球山梨県大会5日目3回戦6試合を行った。山梨学院大学附属高校は3回戦を、小瀬球場の第3試合で帝京第三高校と対戦。山梨学院は長短打9本で、2回表に3得点、3回表に1得点、7回表に5得点と9得点とした。エース・ 保延優馬(2年)は足がつるアクシデントに見舞われながらも相手打線を3安打1得点に抑えた。その結果、7回コールドで帝京第三高校を降した。山梨学院は準々決勝を9月30日小瀬球場の第2試合で日川高校と戦う。







山梨学院は0対0で迎えた2回表、7番・深澤晃一(2年)の中越え二塁安打で出塁し、8番・三井翔(2年)の犠打で一死二塁とした。9番・有泉智裕(2年)が右前適時打で1対0とした。1番・長崎治朗(2年)が四球を選び一・二塁とした。2死後、3番・外川智貴(2年)が右中間を破る2点適時二塁打で3対0とした。3回表、4番・保延優馬(2年)が右越え二塁打を放ち、5番・野木慎太郎(2年) の犠打で一死三塁とした。続く、6番・山縣巧(2年)のスクイズで4対0とした。4回裏に4対1とされた7回表、8番・三井翔(2年)が右中間を抜ける二塁打で出塁。一死後、1番・長崎治朗(2年)の右中間越え三塁適時打で5対1、続く2番・土屋寛人(2年)の左前適時打で6対1とした。3番・外川智貴(2年)が四球、4番・保延優馬(2年)が死球で出塁し満塁とした。二死後、6番・山縣巧(2年)が四球を選び7対1、続く7番・深澤晃一(2年)が中前2点適時打で9対1とした。
エース・保延優馬(2年)は、4回に四球と死球で無死一・二塁とした。続く打者に犠打を決められ一死二・三塁とされた。続く打者を三振に打ち取ったが、9番打者に内野安打を許し1失点した。5回には足がつるアクシデントに見舞われながらも、頭脳的な投球術で相手打線を封じ込めた。この結果、7回コールドで帝京第三高校を 破り準々決勝へ進出した。

エース・保延優馬(2年)は「4回にリズムを崩し1失点した。5回には緊張で軸足がつるアクシデントに見舞われたが、左足を上手く使って右足に負担がこないようにし工夫して投げた。今回、悪いなり投げることができたので自信がついた。次は、先頭打者にフォアボールを出さないように心掛けたい」と述べた。
主将の長崎治朗(2年)は「このところ、油断して足をすくわれているので試合が決まるまで気を引き締めて戦った。その結果、コールドで勝てて嬉しい。保延は最後まで気合いで投げ抜いてくれた。今年の夏は屈辱的な負け方をしたので、この秋は皆で全力を尽くして戦っている。頼もしい捕手と投手がいるので、長打を狙 わずにチームバッティングに心掛け短打で繋げる野球に心掛けて戦いたい」と述べた。
田中信幸監督は「保延は、5回に足がつりながらも、投げ切ってくれた。守備で、今日もエラーが出た。守備を鍛えないといけない。打撃は好調だが、何時も打てるとは限らないので、打撃は打てないことを前提にして戦っている。準々決勝では、守りのミスをなくして、足を絡めて攻めたい。ノーヒットでも得点できるような手堅い野球を心掛け、日川高校より細かい野球をしたい」と語った。
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