関東ラグビーフットボール協会(龍野和久会長)は9月23日、東京・日本大学稲城グランドで関東大学ラグビーリーグ戦2部開幕戦第一試合の山梨学院大学 対 白鴎大学を行った。山梨学院大学は、前半4分に10番・古屋孝広(4年・甲府工業)から5番・山崎亮(4年・日大藤沢)へと繋ぎ縦から中央へトライ。10番・古屋のゴールキッ クも決まり7対0と先取点を奪うと、前半5トライを決めのなど29対0とした。後半に入っても山梨学院は攻撃の手を緩めることなく6トライを決めるなど38点を奪い、67対0と白鴎大学に圧勝。勝ち点4を獲得し1部復帰に向けて好発進した。
山梨学院は、前半の立ち上がり4分に10番・古屋孝広(4年・甲府工業)が5番・山崎亮(4年・日大藤沢)へと繋ぎ縦から中央へトライ。10番・古屋のゴールキックも決まり7対0と先取点を奪った。7分、22m付近のラックから10番・古屋孝広(4年・甲府工業)が、13番・河野良康(4年・樹徳 )と繋ぎ、左中間へトライし12対0とした。19分、22m付近ラインアウトのモールから押し込み8番・李明昇(1年・東京朝鮮)が右隅にトライし17対0。24分、敵陣5m付近のラインアウトのモールから押し込み8番・李明昇(1年・東京朝鮮)が左中間にトライ。10番・古屋のゴールキックが決まり24対0とした 。31分、敵陣22m付近で相手のボールを拾い梅田伸希(2年・広島工業)、8番・李明昇(1年・東京朝鮮)、10番・古屋孝広(4年・甲府工業)、12番・神原裕和(3年・銚子)、11番・毛利潤之助(3年・啓光)と繋ぎ、右隅にトライし29対0とし前半を終了した。
後半に入っても山梨学院の勢いは止まらない。2分、敵陣10m付近のラックから13番・河野良康(4年・樹徳)、10番・古屋孝広(4年・甲府工業)、12番・神原裕和(3年・銚子)と繋ぎ裏に抜け、14番・若井祐樹(4年・桂)が右隅にトライし5対0。7分、敵陣22m付近ラインアウトから10 番・古屋孝広(4年・甲府工業)、11番・毛利潤之助(3年・啓光)、12番・神原裕和(3年・銚子)、15番・大和田祐司(4年・勝田工業)、11番・毛利と繋ぎ右中間にトライ。10番・古屋のゴールキックも決まり12対0とした。17分、敵陣22mの中間ペナルティーから10番・古屋孝広(4年・甲府工業)から 11番・毛利潤之助(3年・啓光)がパスを受けて左中間にトライ。10番・古屋のゴールキックも決まり19対0とした。25分、敵陣22mの中間から9番・林征宏(3年・柏原)が10番・古屋孝広(4年・甲府工業)にパス、10番・古屋は相手の裏へキック、それを15番・大和田祐司(4年・勝田工業)が受けて左隅に トライし24対0とした。37分、敵陣ゴール前のラックから9番・林征宏(3年・柏原)が、交代出場したばかりの22番・テビタ・レポロ(2年・ウエズレイカレッジ)へ、そして14番・若井祐樹(4年・桂)と繋ぎ左中間にトライ。10番・古屋のゴールキックも決まり31対0とした。40分、敵陣10mで9番・林征宏 (3年・柏原)が相手のキックをチャージし中央にトライ。10番・古屋のゴールキックも決まり38対0とした。
10番・古屋孝広(4年・甲府工業)バイスキャプテンは「初戦で硬さがあったが80点。スタンドオフとしてミスが多いので、チームの司令塔として巧みなパスと正確なキックに心掛けたい。また、チームとして取りきれる時に取らないと、強いチームとした時に試合にならない。皆と、これから修正したい。 フォアードのまとまりとバックスの決定力を、さらに高めないと上位校には通じない。精度を高め1部にチームを上げたい」と述べた。
2番・加藤大輔(4年・日川)キャプテンは「今日の試合内容では、菅平でやってきたことと、試合でやろうとしていることの完成度が低い。細かいミスが目立った。これからもチームが一丸となり、課題をもって練習し戦ってゆきたい。今シーズンは2部で優勝して1部に上がることが目標。キャプテンとして チームの雰囲気を乱さないように盛り上げて行きたい」と述べた。
吉田浩二監督は「初戦としては、選手は良く戦った。やる時はやるという姿勢が見えた。この夏、練習してきたことが試合に活かされていた。特に、弱点だったスクラムを強化してきたが、そのスクラムが相手を圧倒していた。ディフェンス陣が相手の得点をゼロに抑えたのは評価できる。オフェンス陣は、得点 できる所では確りとれるようにしないと、上位校と戦うのは厳しいので調整したい。今季の目標は、大学がラグビー場を来月人工芝のラグビー場として完成してくれるので、その期待に答えるためにも、1部に復帰するという安易な気持ちではなくて、2部で優勝し1部に昇格するという上昇的な雰囲気と気迫を持って戦っていきた い」と語った。
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