山梨学院広報室
第60回秋季関東地区高等学校野球大会(2日目)
山梨学院 2対3
〜 長崎の中越え適時三塁打 先取点実らず 〜

関東地区高等学校野球連盟(輿水又幸会長)は10月29日、宇都宮清原球場と栃木県総合運動公園野球場で第60回秋季関東地区高等学校野球大会(2日目)を行った。山梨県1位代表の山梨学院大学附属高校は栃木県総合運動公園野球場で埼玉県2位代表の聖望学園高校と対戦した。3回裏の二死、左前安打で 出塁した9番・有泉智裕(2年)を三塁に置き、1番・長崎治朗(2年)が中越え適時三塁打で先取点を奪った。しかし、4回表に長短4安打で1対3と逆転された。6回裏、先頭打者の2番・土屋寛人(2年)が右中間安打で出塁。犠打で一死二塁とした二死後、5番・野木慎太郎(2年)が四球を選び一・二塁として、6番・深 澤晃一(2年)が中前適時打で2対3とした。山梨学院は、その後得点圏にランナーを進めながら、相手投手を攻略することができず1回戦敗退となった。





山梨学院は3回裏、一死から9番・有泉智裕(2年)が左前安打で出塁すると、1番・長崎治朗(2年)がワイルドピッチを誘い有泉は2塁に進塁した。長崎は0−2の後の球を中越え適時三塁打して先取点を奪った。4回表、長短4安打され1対3と逆転された6回裏、先頭打者の2番・土屋寛人(2年)が右中 間安打で出塁。3番・外川智貴(2年)の犠打で一死二塁とした。続く打者が倒れ、5番・野木慎太郎(2年)が四球を選び二死一・二塁とした。6番・深澤晃一(2年)が中前適時打で2対3としが、7回、8回、9回と得点できずに負けた。
守っては、エース・保延悠馬(2年)と捕手の三井翔(2年)を中心に、4回表を除き無失策の0点と鉄壁な守備を見せた。4回表、2番を三振に切って取ると3番に2−2から左中間を破られる二塁打、続く打者に送られ二死三塁。続く5番に右適時安打され1対1。6番に右安打され一・二塁とされた。続く7 番の左中間への安打で二塁走者が生還して1対2。暴走ともいえる一塁走者にもホームを陥れられ1対3とされた。

打席
打数
安打
犠打
四球
三振
盗塁
残塁
失策
投手防御率
山梨学院
35
29
7
3
3
7
1
6
0
3.00
聖望学園
36
28
7
3
5
1
0
6
2
2.00

主将の長崎治朗(2年)は「ディフェンス力の差と、持ち味の機動力を出し切れなかったことと、もう一打がでなかったのが敗因。特に守備面で、4回の3点目はホームで阻止できた。自分が外野から返球した時に、一塁走者がまだ二塁を回って間もない時だった。内野に声を出せばよかった。コミュニケーション が不足していた。こうした課題を冬場克服して、もう一段高いレベルにして、春・夏につなげたい」と述べた。
田中信幸監督は「手ごたえはあった。選手は良く頑張ってくれた。守備面は失策0で良く守ってくれた。ただ、ホームで刺せたであろう4回の3点目の献上は意思の疎通を欠いた。攻撃面では、2回、4回、8回と得点圏にランナーを進めておきながら、もう一本が出なかった。3回裏の一死三塁でスクイズも考え たが、ランナーの足と打者の技量を考慮して打たせた。今日の負けで、子供たちは欲をもってくれると思う。また、変わってほしい。冬場に向けて、今思っている気持を持続して春、そして夏につなげてもらいたい」と語った。
一瀬公雄部長は「全員良く頑張った。投手も3点以内に抑えたし、内外野の失策0、攻撃面でも関東の好投手から相手と同じ7安打と頑張ってくれた。ただ、2点しか取れなかった。これは相手投手を褒めるしかないと思う。選手は自信を持って、春・夏に向けてさらに精進してもらいたい」と語った。
アルバムはこちら

 
 
Copyright (C) 2006 YGUPR. All Rights Reserved.