山梨学院広報室
第86回全国高校サッカー選手権山梨県大会(準決勝)
山梨学院 昨年覇者の帝京第三に1対0
〜 FW・山田が角度を変え 決勝進出のゴール奪う 〜

山梨県サッカー協会、山梨県高等学校体育連盟、山梨放送は11月3日、小瀬陸上競技場で第86回全国高校サッカー選手権山梨県大会(準決勝)を行った。第4シード校の山梨学院附属高校は昨年の覇者で今年のインターハイ県予選優勝の帝京第三高校と対戦した。前半4分、5分、6分、11分、14分とシュートを放ち相手ゴールを脅かすが得点につながらない16分、FW・佐野敬祐(1年)からのセンタ ーリングをMF・藤巻謙(1年)がシュート、それをFW・山田広大(2年)が角度を変えゴールに流し込み先取得点を挙げた。1対0で迎えた後半、両チーム激しい一進一退の攻防が続く。山梨学院は24分、ペナルティーエリアのやや外で反則を犯し、帝京第三のセットプレー。両選手で出来た壁の右からゴールに巻いてくるボ ールを、GK・岡西宏祐(2年)が判断良く左に出て冷静にキャッチ。その後の帝京第三の再三のゴールキックをGK・岡西が防ぎ1対0で勝った。山梨学院は11月17日午後1時から小瀬陸上競技場で、3年ぶりの優勝を狙う強豪伝統校の韮崎高校と初優勝を賭けて戦う。


山梨学院は前半4分、5分、6分、11分、14分とシュートを放ち相手ゴールを脅かすが得点につながらない16分、MF・藤巻謙(1年)が「FW・佐野敬祐(1年)からのセンターリングが来たので、ゴールの枠を狙ってシュートした」、それをFW・山田広大(2年)が「このままだと相手DFにクリアされると思い、右足で角度を変えゴールの真ん中を狙い」流し込み先取得点を挙げた。
山梨学院の高木理己監督はハーフタイムに「1対0だが0対1にやっとなったところだ。勝つためには点を取らなければならない。相手の方が切るカードを持っている。あと残り40分間、やり残しがないように、帝京第三に敬意を払って行け」と激を飛ばした。
後半、両チーム激しい一進一退の攻防が続く。山梨学院は24分、ペナルティーエリアのやや外で反則を犯し、帝京第三のセットプレー。両選手でできた壁の右からゴールに巻いてくるボールを、GK・岡西宏祐(2年)が「相手選手を見ればボールを見失うので、ボールだけに集中した。ボールが見えたので積極的に前に出てキャッチした」と、判断良く左に出て冷静にキャッチ。その後の帝京第三の再三のゴールキックをGK・岡西が防ぎ1対0で勝った。
■キャプテンの佐野巧治(2年)は「6月のインターハイで1対1。練習試合でも負けていなかったので自信を持って臨んだ。1点取れたのは良かったが、先制した後の後1点が取れなかった。最後の決定力に欠けて最後押されるケースが目立つ。決勝まで練習で修正したい。決勝では帝京第三の分まで頑張る」と述べ た。
高木理己監督は「ピッチの中で、ホイスルが鳴るまで自分たちのやるべきことをやり続けることが出来るようになった。昨年、甲府工業に負けてから1年間『攻守の切り替えを常にやり続けること』を課題に積み上げてきた。今年の10月に市船との練習試合で2対1と勝たせてもらえた。これが、選手に自信を持た せてくれた。決勝では、何時もと一緒、やってきたことをやるだけ」と述べた。
横森巧総監督は「覇者の帝京第三のコンディションが良くなかった。慣れもあってか何となしにゲームに入ったという感じ。うちは選手権準決勝初出場とあって、最初から積極的に攻撃ができたことが功を奏した。決勝戦では全員が受け身にならずに伝統校の韮崎にチャレンジしてもらいたい。とにかく、全力で思い 切りぶつかって行くしかない」と語った。
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