日本ホッケー協会と日本学生ホッケー連盟は11月4日、慶応義塾大学日吉グラウンドで第29回全日本学生ホッケー選手権大会の決勝を行った。決勝戦は昨年覇者の山梨学院大学と昨年3位の東海学院大学の対戦となった。山梨学院は、前半7分に右サイドのサークルトップからMFの李仁敬(2年・松谷)がスイープで サークル内のスペースに打ち込んできたボールにFWの徳島葵(2年・京都すばる)がタッチシュートし先制点を奪った。8分にも同じシチュエーションでMFの李からのボールをFWの徳島が決めて2対0とした。後半12分サークルトップからMFの飯村美香(4年・巨摩)がFWの中島史恵(3年・岐阜総合)にパス。FWの中島は相手をドリブルで崩してのリバースヒットを決めて3対0とした。山梨学院は18分に1点返されたもの、41分に右からFWの加藤彰子(1年・横田)がドリブルで持ち込みパス、ゴール前でFWの中島が受けタッチシュートを決めて4対1とし、山梨学院は2年連続2回目の優勝を果たした。
昨年、創部13年目で立命館に勝ち悲願の初優勝を飾った山梨学院は、1回戦を法政大学に14対0、準々決勝の早稲田大学に9対0。準決勝の天理大学に6対2で勝ち上がり決勝に進出してきた。対する東海学院大学は駿河台大学に4対1、慶応義塾大学に7対1。立命館大学に1対1(PS5対4)で決勝戦へと駒を進めて きた。前半7分に右サイドのサークルトップからMFの李仁敬(2年・松谷)がスイープでサークル内のスペースに打ち込んできたボールにFWの徳島葵(2年・京都すばる)がタッチシュートし先制点を奪った。8分、右サイドのサークルトップからMFの李がスイープでサークル内のスペースに打ち込んできたボールにFWの徳島がタッチシュートし2対0とした。後半12分サークルトップからMFの飯村美香(4年・巨摩)がFWの中島史恵(3年・岐阜総合)にパス、FWの中島は相手をドリブルで崩してリバースヒットを決めて3対0とした。山梨学院は18分にペナルティーコーナーからの攻撃で1点返されたものの、41分に右からFWの加藤彰子(1年・横田)がドリブルで持ち込みパス、ゴール前でFWの中島が受けタッチシュートを決めて4対1とし優勝を決めた。
■徳島葵は「MFの李とは相性がいい。昨年の立命館との決勝で、左サイドから李のスイープから決勝点となる逆転のシュートを決めた。今年は二人で先取得点と追加点と2得点でき、2連覇に貢献できて嬉しい」と述べた。
■中島史恵は「2対0とリードしていたが、0対0と思い前に出て積極的に攻めた。飯村キャプテンからパスが来たので、ドリブルで相手を崩し得点を決め3対0とした。3対1と追い上げられたあと、FWの加藤がドリブルでゴール前に持ち込みパスをくれたのでタッチシュートし4対1と突き放せた。優勝できて嬉しい」と述べた。
■飯村美香キャプテンは「インカレで2連覇できて嬉しい。今大会は初戦からチームの調子は良かった。準決勝の天理は6月の全日本大学ホッケー王座決定戦で敗れている相手、その天理を6対2で破り完全に流れに乗れた。12月の全日本選手権に向けて自分たちの課題を克服して決勝に進出できるように頑張りたい」と述べた。
■ジョン・シアン監督は「全日本学生ホッケー選手権での2連覇は嬉しい。選手は6月の全日本大学ホッケー王座決定戦で敗れた悔しさをばねにして、練習に励みコンディションを整え良く頑張ってくれた。今回、選手たちは指示したことを全て決めてくれた。また、セットプレーでの決定力が向上した。全日本選手権でも良いゲームができると思う。決勝進出を目指して戦いたい」と語った。
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