山梨学院広報室
2007/2008ワールドカップ(第3、4戦)
山梨学院 男子・伊藤 女子・新海 派遣選手へ

日本スケート連盟(橋本聖子会長)は11月11日、福井県の福井厚生年金健康福祉センターで第31回全日本選抜ショートトラックスピードスケート選手権大会兼2007/2008ワールドカップ(第3、4戦)派遣選手選考競技会(最終日)を行った。山梨学院大学は、伊藤潤二(4年)が総合5位となり、ワールド カップ(第3、4戦)の派遣選手に選考された。また、山梨学院大学附属高校の新海麻衣(3年)はジュニア枠で出場が決定した。大会は、11月23日から25日に第3戦ヘレンベーン大会(オランダ)が、11月30日から12月2日に第4戦トリノ大会(イタリア)が行われる。ワールドカップ派遣選手、男子は寺尾悟(トヨタ自 動車)、藤本貴大(株式会社セルモ)、田上真一(慶應義塾大学)、坂下里士(相模原SSC)、伊藤潤二(山梨学院大学)、藤本真夢(関西大学)。女子は桜井美馬(武蔵野学院高校)、神野由佳(ALSOK綜合警備保障)、伊藤亜由子(トヨタ自動車)、小澤美夏(阪南大学)、酒井裕唯(早稲田大学)、新海麻衣(山梨学院 大学附属高校)。なお、12月15日から16日台湾・台北で行われるアジアショートトラックスピードスケート選手権大会の男子5人枠に、山梨学院大学から田中翔太郎(1年)、井出武士(3年)が選ばれた。


ワールドカップ(第3、4戦)に選ばれた伊藤潤二は「今シーズンは、進路などで練習不足。それが祟ってレースにならなく、結果が思わしくなかった。しかし、今大会で500mと3000mの決勝で失格したもののスピードに乗れるようになってきた。今シーズン初めての3位で表彰台にも上がれ、滑りが復調してきた 。レースで、戦術や戦略が練れるようになってきた。これからさらに集中して、従来の滑りを取り戻し、世界で上位を狙えるように頑張りたい」と述べた。
ジュニア枠で出場が決定した新海麻衣は「今年10月に中国と日本の神戸で行われたワールドカップに続いてのジュニア枠での代表となった。1000mと1500mが得意、前回より納得の行くレースができるように頑張って来たい」と述べた。
アジア大会に選ばれた田中翔太郎は「世界の雰囲気に呑まれないで自分の滑りに徹して勝負してきたい」と述べた。
同じくアジア大会に選ばれた井出武士は「海外遠征は初めて、他国の選手のスケート技術や戦術・戦略を見て勉強し、今後のスケート人生に活かしたい」と述べた。
川上隆史監督は「山梨学院は昨年度、藤本貴大(株式会社セルモ)や吉澤純平(とらふぐ亭)が卒業し、日本代表を争うのに苦しくなっている。昨年ランキング1位のキャプテンでエースの伊藤は、今シーズンは附属高校での教育実習や山梨大学の大学院(教育学研究科)受験のために練習不足で実力が出し切れていない。 これからは実習も終わり、大学院も合格したので競技に集中できると思う。2010年のバンクーバーオリンピックを見据えて頑張ってもらいたい。それがチームにとっても良い結果につながる。また、アジア代表選手に選ばれた田中翔太郎(1年)と井出武士(3年)が新しい力として台頭してきているので、チームは今後期待で きる」と語った。
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